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TOP >> 不妊と漢方 >>不妊の漢方周期療法(2)
2009年02月05日 投稿

不妊の漢方周期療法(2)

    

不妊 漢方 周期療法-2.jpg数年前から注目されている不妊に対する漢方の治療方法の一つ「周期療法」。その名のとおり、女性の生理周期に合わせて漢方薬を飲み替えていくという方法であり、普通に漢方薬を服用するより、妊娠の確率が上がると言われています。

それでは具体的にどのように飲み替えていくのか見てみましょう。

生理期
生理の時期はしっかりと血液を排出し、身体をリフレッシュさせることが必要です。よって中医学で云う「理気活血(りきかっけつ)」と呼ばれる方法を用いて、体の中の巡りを改善します。
生理期に服用する代表的なお薬は「冠元顆粒(かんげんかりゅう)」や「開気丸(かいきがん)」「逍遥丸(しょうようがん)」などです。
「生理期」のお薬は生理開始時から5日から7日間ほど服用します。

低温期
基礎体温が低い時期である「低温期」は概ね生理開始から14日間前後継続します。この時期には、中医学で云う「陰」を補うことが重要であると考えます。医学的には卵子が成長し、子宮内膜が厚みを増していく時期であるのですが、この過程に「陰」が必要と捉えるのです。
よって「補陰薬」と呼ばれるお薬を中心に服用します。もっとも代表的な「補陰薬」である「六味丸(ろくみがん)」をベースにした漢方薬「杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)」などを使うことが多いでしょう。
なお周期療法で「低温期」のお薬は生理終了後から約7日から10日ほど服用します。

★ 排卵期
順調であれば生理開始時から14日目前後に「排卵日」を迎えますが、その前後を「排卵期」と呼びます。この時期は卵巣から卵子が排出され、子宮に動いて行く時期です。また、ホルモンの分泌が切り替わり、体温が上昇していきます。このような「動き」や「変化」を助けるために、「巡り」を良くすることが大事となります。そこで生理期と同様「理気活血」を中心に考えて薬を服用します。
逍遥丸(しょうようがん)」や「冠元顆粒(かんげんかりゅう)」が主に使われます。

★ 高温期
排卵を終えると黄体ホルモンの作用により基礎体温は上昇し「高温期」を迎えます。この時に受精卵の着床を助け、黄体ホルモンの作用を補うために、中医学では「補陽」が必要であると考えます。
よって「補陽薬(ほようやく)」と呼ばれるお薬「海馬補腎丸(かいばほじんがん)」や「参茸補血丸(さんじょうほけつがん)」胎盤エキスの「プラセンタ」などを服用します。

なお周期が安定でない場合、無排卵の場合などでも周期療法が出来ない訳ではありません。リズムをつけることが大事であり、その場合は基礎体温をあまり気にし過ぎずに服用しても良いでしょう。
逆に周期が安定していも、体質のバランスの崩れが大きい方などは周期療法を行う前にまず体調を整える必要があります。
また、周期療法の薬と併用で「婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)」を服用した方が良いケースも多いでしょう。

以上、周期療法で使用する代表的なお薬を挙げましたが、お薬の選択や微妙なお薬の調整などは、その方の体質に合わせて行います。一度はしっかりとした判断を専門家に仰いでから服用することをお勧めします。
なお気になるお値段ですが、一般的に周期療法のお薬だけでしたら1日分500円前後で可能でしょう。しかし「婦宝当帰膠」などと併せた場合には1ヶ月換算で2万円から3万円になるケースが多いと思います。

周期療法はまだ発展途上の漢方の理論ですが、使用するお薬は伝統ある漢方薬であり安心して服用できます。元気な赤ちゃん誕生を目指して、ぜひ一度服用を検討してみてくださいね。

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