不妊相談は裾野市三島市御殿場市のよろず漢方薬局
不妊相談は裾野市三島市御殿場市のよろず漢方薬局
  • 不妊と漢方
  • 皮膚病と漢方
  • 様々な病と漢方
  • 生活養生と漢方
  • 子供と漢方
  • ペットと漢方
  
TOP >> 不妊と漢方 >>不妊と貧血の関係
2018年03月01日 投稿

不妊と貧血の関係

    

女性に多い貧血。女性は生理によって月に一度は血液が失われるため、貧血になりやすいと言えます。当然、血液を作り出すたんぱく質を多く摂らなければなりませんが、体重を気にしてか、お肉などを控える女性が多いような気がします。
医学的に貧血は、血液検査を行い、ヘモグロビンの数値で判断します。標準値は女性で12から15ぐらい。11以下であれば注意となり、10以下の場合には鉄剤を処方されることが多いようです。

しかし貧血は程度にも依りますが、立ちくらみや動悸、息切れなどがなければ、当面命に関わる病気ではないため、軽視されがちのように感じます(もちろん大腸ガンなどで貧血になることもありますので、急に数値が変化した場合は病院での精密検査をおすすめします)。また鉄剤は確かに効くことも多いとはいえ、胃腸への負担があったり、根本的な解決にはなりません。
一方で、漢方の理論では女性の身体と「血」は深い関係があると考えます。「血」は血液より広い意味合いがあり、生理を整えるための女性ホルモンの分泌、調整にも関与しているとされるのです。よって「血」不足である「血虚」が生理不順や更年期障害の原因になるとされ、不妊症の根本原因になっていることも少なくないのです。「血」がキレイで豊富に存在していることが、妊娠しやすい体へとつながっていきます。

よって妊娠を望んでいる方は、検査数値で貧血と診断されている方はもちろん、ヘモグロビン数値は良くとも、生理血が少なく、めまいや冷え、不眠など「血虚」の症状が感じられる方は、漢方的な「補血」対策を行うことをお勧めします。
まず「血」を食事から十分作り出すことが出来るよう、胃腸の状態チェックが重要です。漢方の「補血薬」は、胃腸に多少負担がかかるものが多いため、胃もたれしやすかったり、食欲がない方は、胃腸を強くする漢方薬である「補中丸(ほちゅうがん)」などを優先して服用されるとよいでしょう。
しかし胃腸に問題がなければ代表的な補血の漢方薬である「婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)」の服用をお勧めします。

とはいえ、貧血対策のためには、やはり食事が大切。鉄の吸収には様々な成分が必要であり、鉄を単独で摂るよりも、普通の食事で摂った方が良いと考えられます。鶏肉や貝類、人参、小松菜、ほうれん草などを意識して摂るようにしてみましょう。

ちなみに男性の「血虚」は女性よりは少ないものの、ゼロではなく、精子に影響を与える可能性もあります。症状がある方は、対策を取ることが出来るといいですね。

貧血対策は、妊活でまず最初に考えるべきことかもしれません。「血」が充実した体を目指して、妊娠準備をしてみて下さいね。

よく読まれてる記事