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2012年11月22日 投稿

うっ滞性皮膚炎

    

うっ滞性皮膚炎.jpgうっ滞性皮膚炎とは、足の血液の循環が滞ったために起こる湿疹を云います。長時間の立ち仕事、加齢、肥満や出産、糖尿病が原因となることが多く、まず静脈瘤(静脈血管のコブ)の発生が先行することが多いとされます。静脈瘤が血液の流れを遮り、そのためにそれから先の足先に血流が届かなくなったために湿疹が起こると考えられています。

血液循環が滞ると、血管を通して行われている皮膚への酸素や栄養供給が停滞します。また、皮膚に内出血が起きやすくなるので、皮膚が黒ずんだり、色素沈着が現れやすくなるのです。中年以降の女性に多い皮膚炎とされています。

皮膚炎の原因がある程度明確なので、足を休ませ、立ち仕事なりを減らすことがもっとも簡単な治療法となります。しかしながら、仕事上どうしても避けられないこともあるでしょうし、ずっと制限しながら生活していくことも大変だと思います。そのような場合には漢方的な対処法を検討しても良いのではないでしょうか。

漢方の考え方から、うっ滞性皮膚炎を考えた場合、その原因は「お血」に他なりません。「お血」とは言わば血行不良であり、うっ血性皮膚炎の要因となっていることは明確です。
よって漢方的な治療は「お血」を取り除くことが中心となり、具体的には「冠元顆粒(かんげんかりゅう)」や「桃核承気湯(とうかくじょうきとう)」などの処方が考えられます。これらは、「お血」対策として有効な漢方薬であり、静脈瘤にはもちろん、肥満や糖尿病の状態を改善させるためにも役立つことでしょう。

しかしながら、うっ滞性皮膚炎の原因は「お血」だけではない場合も考えられます。そこに漢方的に考える「熱」や、身体のバランスの乱れが加わって初めて皮膚炎と出てくるケースが多いように思われます。
メインの治療は「お血」対策で良いとは思いますが、その他にも「お血」を悪化させている要因を忘れないようにしつつ、漢方的な対処を考えていくと良いでしょう。

うっ滞性皮膚炎は慢性化しやすく、良くなって油断をしていると再発するなど、繰り返しやすい皮膚炎です。漢方薬にプラスして、日頃から「お血」対策の養生として、ネギ類や青魚、酢の物などを食べたり、半身浴などを心がけたりすることも大切でしょう。
「悪くなったらステロイドを使えばいい」という気持ちですと、うっ滞性皮膚炎と一生付き合う必要が出てきますし、「お血」は万病のもとなので、他の病気が起こることも否めません。ぜひ根本的な解決を目指して、漢方的な考えを取り入れてみましょう!

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