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2017年09月28日 投稿

便秘と皮膚病の密接な関係

    

多くの方を悩ます便秘。言うまでもなく、「食べて排泄する」という流れは、人間が生きていくうえで欠かすことが出来ない大切な営みです。その片方が不快であると、大きなストレスになります。毎日快便という方は、1日出ないだけでとても大きな不安になるそうですが、これは快便がいかに大切なことであるか物語っているように感じます。
ただ便秘に定義はなく、2日に1度であっても、お腹が張るなどの不快感がないようであれば便秘とは言えず、逆に1日2回あっても残便感があるなどイヤな感覚があれば、便秘と言えるでしょう。

さて、その便秘は皮膚病に大きな関係があると漢方では考えます。不要物がスムーズに排泄できなければ、体に害を及ぼすことは当然と言えば当然で、皮膚病だけでなく、様々な病気、症状の原因になる可能性があります。体全体を見ることがあまりない西洋医学では、皮膚科で便秘を尋ねられることはほとんどないと思われますが、漢方ではとても重要な関係があると捉えるのです。

その具体的な理由の一つ目が、便秘があると「邪気」が体から出て行かない、という点。例えば、皮膚病で悪さすることが多い「熱」の邪気ですが、これは便を通して体から出すことを考えます。しかし便秘では、この「熱邪」が体に残ってしまうのです。言うなれば"解毒"が出来ないのです。これでは炎症が鎮まりません。
二つ目は「肺」と「大腸」、そして「皮膚」の関係です。漢方の五行説の考え方において、「肺」と「大腸」は同じグループです。そして「肺」の不調は「皮膚」に表れると考えます。これは「大腸」の不調も「皮膚」に影響するということ。よって「大腸」の機能と深い関係がある便の不具合は、「皮膚」に影響を及ぼすと捉えるのです。

このように便秘が皮膚病の原因の一つであるのであれば、逆に便秘を解消することで皮膚病が良くなると言えます。現に、皮膚病のお薬の中には便秘対策の生薬が入っている場合もあります。その代表が「清営顆粒(せいえいかりゅう)」で「大黄」という便秘に用いる生薬が含まれます。
また胃腸が弱いために起きている便秘であれば、「晶三仙(しょうさんせん)」など消化を助ける漢方が効果的な場合もあります。
もちろん、便秘改善を主目的とした処方「麻子仁丸(ましにんがん)」などをしっかりと使っていくことが、結果的に皮膚症状改善につながるというケースもあるでしょう。

いずれにしても皮膚病で悩んでいる方はお通じをよくし、多少柔らかい程度に保つことが大切です。とはいえ食べ過ぎたり、冷たいものを飲んだり、乳製品を摂るなどをして、胃腸に負担をかけた結果の便通では逆効果です。胃腸が正常に動くよう、バランスよく食事を摂り、香辛料やお肉類、お菓子の食べ過ぎは控え、海藻や野菜などを意識して食べるようにしてみましょう。

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