子どもと漢方1.jpg子供の病気というのは、非常に悲しく、痛ましいものです。熱にうなされていたり、痛みに耐えている様子は本当に見れたものではありません。私も3歳と0歳の子供の父親であり、子供が病気である親の気持ちが非常によくわかります。
子供の病気がつらいものであるからこそ、その予防が大事になります。なってからでは遅いのですから、その兆候を親が見つけて早めに対処することが重要です。
子供は意外と漢方薬を好んで飲みます。3、4歳となり、味に対する好みが強くなってくると、抵抗を示す子供もいますが、それ以下の子供はすんなり飲んでくれることが多いようです。それ以上の歳の子供でも、親も漢方を一緒に飲んで習慣づけたり、ゼリーと混ぜたり、いろいろな工夫をするとほとんどの子が服用できると思います。
ちなみに現在7か月の我が子も、大人も嫌がるような味のお薬を、美味しそうに飲んでいます。体のバランスを整える漢方薬は、まさに体が欲しているものであり、普通の人にとって美味しくない薬も、抵抗なく体に染み込んでいくのでしょう。
このコーナーでは、子供にこそ、体に優しい漢方薬を飲んでほしい、そんな気持ちで書き進めていきます。早め早めに体質改善できると、可愛いわが子が大人になって苦労しなくて済みますよ。