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2009年06月03日 投稿

小児ぜんそくの体質改善

    

小児ぜんそくと漢方.jpg小児ぜんそくは気道の慢性的な炎症が原因とされ、その炎症はアレルギー反応によって起こるとされます。しかしそのアレルギー反応自体がなぜ起こるのかは完全に解明されておらず、根本的な治療は難しい疾患の一つです。

しかし以前は気管支を拡張させるお薬を使用して、とりあえず呼吸困難となることを防ぐことに重点を置いていましたが、現在は元の炎症を防ぎ発作を予防する点を考えるようになり、ぜんそくのコントロールも容易になってきました。とはいえ重症のぜんそくは命にも関わる疾患であり、軽視は禁物です。

軽症で推移している場合において、体質改善のために漢方薬を併用することは検討に値します。小児は"肺"が弱く、ぜんそくを起こしやすいことは当然ではあるのですが、まだ未熟な"肺"の機能を漢方薬で助けることにより、少しでも早く「ぜんそく体質」を改善できると良いですね。なお「ぜんそく体質」の改善は、アレルギー体質のケアにもつながるので一石二鳥にも三鳥にもなるという面もあります。

さて実際に小児ぜんそくに漢方薬を使用する場合には、まずその程度を知ることが必要です。急性期の症状には「小青竜湯(しょうせいりゅうとう)」や「五虎湯(ごことう)」などが使われます。ただし、原則として冷えから来るぜんそくには「小青竜湯」タイプを、暑がりタイプのぜんそくには「五虎湯」タイプというように使い分けることが大切です。
また、乾燥感が強いタイプのぜんそくには「潤肺糖漿(じゅんぱいとうしょう)」が有効な場合が多いでしょう。さらには痰が多い場合などは、「五行草(ごぎょうそう)」という漢方を併用するケースも考えられます。

急性期には上記のようなお薬を検討しますが、やや長い目で見た体質改善には、中医学で云う"肺"をケアするお薬である「八仙丸(はっせんがん)」や「衛益顆粒(えいえきかりゅう)」が候補として挙がってきます。この場合も体質をよく吟味してお薬を選択していくことが重要です。

小児ぜんそくは、子供の体力がついていけば自然と収まっていくことが多い疾患です。無理のない程度に運動を行い、規則正しい生活をして、バランスよく食事を摂るといった基本的なことが重要でもあります。養生と漢方薬で、ぜひ小児ぜんそくに負けない体を作って下さいね。

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