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2011年11月24日 投稿

子どもの疲労

    

子供の疲労.jpg「子供は風の子、元気な子」というフレーズがあるぐらいですから、子供は元気いっぱいに外で遊ぶことが普通に感じますよね。しかしながら、外に出ることを嫌がり、「疲れた」が口癖の子供がいます。昔も体が弱くて運動が苦手な子は少なからず存在したとは思いますが、現代の環境が原因なのか分かりませんが、最近はさらにそういう子が増えているように感じます。

確かに今はテレビやゲームなど室内でも楽しく遊べる道具がたくさんあります。外で駆け回るより楽しければ、どうしても子供は家の中にいたくなるでしょう。こうなると家庭環境、教育方針の問題であるため、私には何とも言えません。
ただ問題は体が疲労してしまうため、遊びたがらない場合です。また気持ちが前に向かないというケースもあるでしょう。

西洋医学的には慢性疲労症候群という病名があり、ウイルス原因説もあります。子供にも発生する可能性がありますので、ただの疲れ、めんどくさがり屋、内向的な性格などと考えずに、要因を探ってみてもいいかもしれません。
ただし、西洋医学的には何か検査結果で異常が出た場合を除き、疲労に対しての明確な対応方法がありません。このような場合には漢方薬に依る対策を考えてみても良いでしょう。

さて疲労は漢方的に見ると「気虚(ききょ)」に依るものに他なりません。「気虚」とは「気」すなわちエネルギーが不足した状態です。パワーが足りない訳ですから、動くことが億劫になってしまうことも当然です。
ではなぜ「気」の不足が生じるか理解するためには、「気」が生成される仕組みを知っておく必要があります。

「気」は簡単にいえば「肺」すなわち呼吸器系が体内に取りこんだ「清気」と、「脾」すなわち消化器系が食事に依り取りこんだ「水穀の精微」、そして「腎」に蓄えられている「元気」によって形成されます。よって「肺」「脾」「腎」のいずれかが弱いと、「気」は十分に体に満たされません。

以上をまとめると、疲れやすい子は「脾」「肺」「腎」が弱いため、「気」が不足している可能性が高く、弱い部分を明確にし、その強化作用がある漢方薬を服用することが効果的であるとの結論になります。
「脾」すなわち消化器系に関して言えば、現在のファーストフードや軽食類、お菓子の氾濫、飽食の時代が遠因となっている可能性があります。また食べ物自体に力(気)が無くなってきているのかもしれません。その対策の漢方薬としては「補中益気丸(ほちゅうえっきがん)」や「晶三仙(しょうさんせん)」などが挙げられます。
「肺」すなわち呼吸器系については、空気の汚染なども要因の一つかもしれません。漢方薬としては「衛益顆粒(えいえきかりゅう)」などが候補となります。
そして「腎」は生命力とも関係している部分であり、漢方としては「六味丸(ろくみがん)」などが考えられるでしょう。

疲労感については周りには分からず、個人差もあります。しかし親から見てあまりにも体力が無いと感じる場合には何かしらの要因が隠れている可能性が高いでしょう。ぜひ早めにしっかりと体質判断をしたうえで、対策を立ててみて下さいね。

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