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  冬は「無理」をしない


(2008/12/25)

漢方 冬の養生法.jpg冬が苦手という方、多いですね。体が冷えると体力が奪われますから、人間に限らず生物にとって好ましい季節とはいいがたいと言えるでしょう。冬眠をする動物が多いことからも、この時期は活動に適していないとも思われます。

中医学で冬は「ものを納める」時期とされます。よってこの時期に決して体力を消費したり、寒い場所に長時間、体をさらすことをしてはいけません。出来るだけ体を安静に保ち、たくさん食事を摂り、睡眠も十分にとって体を温めることが重要とされるのです。簡単に言えば「消費を抑え、力を蓄える」のが冬の養生法なのです。「早起きは三文の得」と言いますが、この時期の早起きはあまり良いものではありません。

これは漢方薬を使う時にも言えることで、この時期には「補う」タイプのお薬が効果的となります。体の消耗が認められる方は、この季節こそ体質改善のチャンス。今のうちに体の不足分を「補」っておきましょう。
同じ考え方で、生薬をお酒につけた「薬用酒」を飲むもっとも適したシーズンも冬となります。基本的に薬用酒は「補う」ものですから、「秘伝の薬用酒」がある方は冬場にチャレンジしてみましょう。お酒ですから、「体を温める」という点もメリットの一つとなります。

冬の寒い時期に体を温める食材としておススメしたいのが「羊肉」。中医学では薬として使われることもある優れものです。その他、ニンニク、ラッキョウ、ニラ、シナモンなどは体を強く温めますので冷え症の方は要チェックですね。また、カボチャ、生姜、ネギなども冬場に摂りたい食材です。

夏や春の暖かい時期の病は冬に治す、という言葉もあります。冬の間にしっかりと養生して、楽しい春を迎えましょう!


 

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