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2012年04月19日 投稿

サプリメントと漢方

    

サプリメントと漢方.jpg
 
当店に漢方相談にお越しになる方は健康への関心が高いようで、サプリメントを既に服用している、という方も多数いらっしゃいます。最近ではドラッグストアばかりでなくコンビニエンスストアなどでも手軽に購入でき、しかも値段もそれほど高くないので、ふと目がとまって買われる方も多いのではないでしょうか。薬はちょっと、漢方も高いし、ということで、サプリメントで健康を、と考えられるのかもしれません。
ちなみに広い意味では、いわゆる漢方の生薬も一部サプリメントのような意味合いで捉えられていますが、ここでは主にビタミン、ミネラル類など、合成されて作られた物質をサプリメントと呼ぶこととします。

さて一時期はブームとなった感もあるサプリメントですが、最近は生活に浸透し安定してきたイメージがあります。しかしあくまで栄養補助食品であり、「効能効果」が明確に認められている訳ではありません。まずは「薬ではない」という点を忘れずに利用しましょう。

そして、サプリメントと漢方の併用ですが、基本的には何ら問題はありません。それぞれ違った形で身体に働きかけると考えられますので、服用量を守っていればお互いが作用してどうのこうのという点はあまり気にしなくとも良いでしょう。

それでは個々のサプリメントについて、あくまで私の見解ですが、述べていこうと思います。

病院でも貧血と判断されるとすぐに処方される成分です。本来は「鉄欠乏性貧血」が原因でなければ、鉄を飲んでも効果は無いのですが、貧血であればまずは飲んでみようと服用される方が多いようですね。確かに現代生活で鉄の摂取量は減っているとされますし、鉄を多く含むとされるひじきやレバーでもそれを何百グラムも摂取しないとサプリメントの1錠と同等にならないため、どうしても貧血がひどい方は服用すべきなのかもしれません。

問題は副作用が多いことで、特に胃腸系に負担がかかります。鉄を消化吸収する胃腸を傷めては何もなりません。そして鉄の吸収には他の成分も総合的に必要であるということ。単純に鉄という成分、1種類だけを摂れば済む話ではない面もあるのです。

ちなみに貧血に効果がある漢方薬の「婦宝当帰膠」も鉄分を含んでいます。そして、植物からの様々な成分と併せて身体に作用することに依り、貧血を解消します。

マルチビタミン

最近は病院でもビタミン剤が出されることが多くなってきています。医学治療の手詰まり感を表しているような印象ですが...
ビタミンも体内で重要な役割を担っていて、しかも食事から摂りにくくなっているとされます(食材に含まれるビタミン含有量低下のため)。よって特に食事のバランスが悪い方は服用を検討しても良いでしょう。

しかしながら鉄の時に述べた通り、その吸収には様々な要素が加わっていると考えます。単純にマルチビタミンで補充しておけば大丈夫、と思ってはいけません。やはり食事が基本です。

葉酸

不妊相談の方が飲んでいることが多いサプリメントです。妊娠した時には服用した方が良いと、厚生労働省も推奨しています。

そもそも葉酸はビタミン類であり、果物などにも含まれています。ただし妊娠中は食事だけでは不足しがちになるため、サプリメントで補うことが推奨されているのです。
しかし、あくまでも妊娠中や授乳中の話であり、葉酸を服用すると妊娠しやすくなる訳ではありません。混同している方が多いので、注意が必要です。

ちなみに葉酸の不足は、貧血を起こすとされます。漢方で云えば「婦宝当帰膠」などの補血薬を服用することで、ある程度のカバーは出来るのではないでしょうか。

亜鉛

亜鉛は男性不妊の方が服用しているケースが多いサプリメントです。精液に多く含まれ、精子の生成、性欲増進に効果的とされます。
しかし過剰に摂れば良い訳では無く、牛肉100gに納豆、チーズや卵を普通に食べれば、必要摂取量はクリアします。

漢方にも亜鉛が含まれている生薬も多く、食事の調整だけで気になる方はイーパオ(蟻含有製品)などを足せば十分であると考えます。


他にもまだまだ沢山のサプリメントがありますが、私の基本的な考え方は

◆サプリメントは食事をバランスよく摂れる方は必要が無い
◆サプリメントを服用して体調が良くなったのであれば続けても良い

という点に集約されます。

過剰に期待せずに、上手に利用できるといいのかもしれませんね。

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