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2014年11月27日 投稿

たまごの持つ力

    

卵と漢方.jpg卵は現代の食生活に非常に多く使われている食材の一つですね。スーパーの特売の定番商品で比較的安価ですが、昔はとても貴重であったとのこと。病気の人に精をつけるために、お金をはたいて食べさせたという話も聞いたことがあります。
科学的にもタンパク質が主体であることはもちろん、ビタミンB2やカルシウム、鉄分が多く含まれていることが知られています。卵にはニワトリの赤ちゃんが育っていくパワーが詰まっているのですから、栄養たっぷりで当然かもしれません。

一方で卵に対してはアレルギー反応が出ることが多いとされますし、摂り過ぎはコレステロール値を上げるので1日1個までという、卵についてのマイナスの話も耳にします。
確かに私の子供も生に近い状態で卵を食べると口の周りが赤くなったりしますし、高タンパクなだけにアレルギー源にもなりやすいことは間違いありません。妊婦さんが極端に卵を食べ過ぎると、赤ちゃんのアレルギーが出やすくなるともされているようです。

ただ私が最近読んだ本2冊には、卵には優れた栄養があり、どんどん食べてよいという話が載っていました。2冊それぞれ違う医師が書いた本ですが、社会全般的には卵は良いという流れが今は主流のような気がします。

さて漢方的に卵を考えるとどうでしょうか。実は卵黄は「鶏子黄(けいしおう)」、卵白は「鶏子白(けいしはく)」と呼ばれる生薬です。「鶏子黄」は「陰血」を補うとされ、ストレス性の不眠などに用いると良いと言われます。また「鶏子白」は喉の炎症などに用いると良いとされます。もちろん、これらは漢方薬の主要成分ではありません。しかしある程度、体に対して効果を持つ食品であることは間違いないところです。
また「鶏子黄」は、「腎」に良いとされます。確かに卵には"精"が詰まっているはずですよね。よって「腎」すなわち生命力・生殖力の強化のためにも悪くないと考えられます。
なお卵は全体ではほぼ平性(寒熱どちらにも偏っていない)の性質とされます。

個人的には卵も他の食品と同様に、食べ過ぎはよくないと考えます。とはいえ朝に卵焼き、夜に卵と野菜の炒め物を食べるぐらいはまったく問題ないのではないでしょうか。ちなみにコレステロールの問題も、卵白にレシチンという分解酵素が含まれるため、1日3個とってもコレステロール値に影響は出ないというデータも出ているそうです。
とはいえ、やはりアレルギーが起きやすい方、皮膚炎のある方、特に子供は注意が必要と思います。
ちなみに鶏卵以外の卵、例えばいくらなどにも似たような効果があると思われます。

サプリメントよりも安く、そして美味しく食べられる、栄養たっぷりの卵。上手に摂っていきたい素晴らしい食材の一つです。

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