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2016年06月09日 投稿

シソの秘密

    

初夏にスーパーで見かけるようになるシソ。比較的栽培も簡単なのでしょうか、自宅で育てている方も多いようですね。
シソはメインのおかずにはなりませんが、てんぷらにしたり、お刺身の付け合せとして重宝します。そして梅干しに一緒に漬けることもありますよね。最近はシソジュースも人気のようです。ちなみに「大葉」はシソのことですね。
シソには赤紫蘇と青紫蘇があります。赤と云うよりは紫に近く、漢字を見ると、赤紫蘇の方が本流なのかもしれません。

さて、このシソですが、漢方では「紫蘇葉」という生薬として知られます。温性で、五臓の「肺」「脾」、六腑の一つの「胃」に作用すると考えます。専門的な話になりますが、以下に「紫蘇葉」の漢方的作用を記しました。

◎散寒解表作用
寒さが体に入り、頭痛や寒気がある時に、その「邪」を発散の力で追い払うとされます。

◎理気寛中作用
ストレス等による吐き気や胃部不快感を和らげます。

◎行気安胎
気の巡りが悪い時に生じるつわりや胎動不安に用います。

◎解魚蟹毒
主に魚介類を食して起こった腹痛や吐き気、下痢などの症状を、解毒作用によって和らげます。

一般的に食用として用いられるシソにはそれほどの力があるわけではないと思われますが、何気なく食べているシソにはこれだけの秘密があるのですよね。お刺身に添えられているシソは、彩りだけでなく、お刺身を食べて胃腸が冷えるのを和らげたり、解毒作用を期待している面もあるわけです。シソ漬けの梅干しも、ストレスが多く胃腸の調子が悪い方にはうってつけとなり、日本人にあった料理と言えそうです。

ちなみに漢方薬としては「香蘇散」「半夏厚朴湯」に含まれており、これらは体質等に合わせて、上記症状に用いると短期間でよく効く印象があります。

とはいえ、発散作用がある生薬は「気」を消耗するとされます。食べ過ぎはいけませんし、シソジュースなども注意が必要のように思いますよ。漢方の理論を頭に入れて、上手にシソを活用できるといいですね。

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