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2012年08月16日 投稿

椎間板ヘルニアと漢方

    

椎間板ヘルニアと漢方.jpg椎間板ヘルニアは、一度は聞いたことがある病名だと思います。「ヘルニア」とは内臓等が本来ある場所から飛び出ることを指します。何となく重々しい名前ですし、どういった病気か知らないで病院で「飛び出ている」と告げられるとドキッとするかもしれません。
しかし、人間の体は素晴らしい力を持っているものであり、この飛び出た「ヘルニア」は自然に元に戻ることがほとんどとされます。よって、外科的な問題ではありますが、手術が適用になることはほとんどありません。

もう一度整理しますと、椎間板ヘルニアは「椎間板」の一部が外に飛び出る病気です。そして「椎間板」とはいわゆる背骨の間にある境界のことで、この部位があるからこそ、人間は背中を曲げたり伸ばしたり自由に出来るのです。

さて、この椎間板ヘルニアになると、いわゆる腰痛や臀部痛、片側の足が傷むなどの症状が生じます。ひどい状態になると起き上がることも出来ません。この痛みはヘルニア(飛び出した物質)によって、神経が圧迫されて生じると考えられます。
20歳から40歳代の男性に多い病気とされ、タバコや激しい肉体労働の他、遺伝的要因が原因として考えられています。ただし遺伝子の問題だけですべて発症の説明がつく訳ではなく、明確な原因は不明です。

椎間板ヘルニアの治療は安静が基本であり、入院してもコルセットなどを使いながらベッドで動かないようにしていることを指示されることが多いでしょう。また痛みがひどい場合にはロキソニンなどの痛みどめを使用します。
再発防止のためには、運動でのトレーニングなどが行われます。

問題は椎間板ヘルニアを繰り返す場合や、慢性的な痛みとして続いてしまう場合です。西洋医学的には対処が無いため、漢方の服用を考えてもいいでしょう。
椎間板ヘルニアを中医学で考える時、まず考えるべきは「気虚」の問題です。なぜならば、本来あるべき場所にとどまっていることが出来ないという「ヘルニア」は、「気」の「固摂機能」の不足であると考えるからです。
「固摂機能」とは、人間の身体が持っている、その場所に固定しコントロールする働きであり、これは「気」がその役割を担います。その「気」が不足してしまって「ヘルニア」が生じると考えるのです。
過度な労働はまさしく「気」を消耗しますし、遺伝的な要因は元々の「腎気」が弱いとも考えられます。先に挙げた椎間板ヘルニアの原因と一致します。
なお椎間板は「骨」とも考えられ、これは中医学で云う「腎」と関係が深い部位です。よって「腎」の「気」のケアは頭に入れておく必要があります。

またもう一つの要素としては、「お血」を考えます。「お血」とは血行不良のことですが、「痛み」は必ずと言ってよいほど「お血」が関与します。「お血」が生じた元々の原因は「気虚」であったとしても、痛みを起こしているのは「お血」のことが多いと考えられるでしょう。
よって「お血」対策も考えねばなりません。ちなみにタバコは「お血」を悪化させます。これも西洋医学的な知見と一致します。

具体的には「腎気」を補う漢方薬である「イーパオ」や「参馬補腎丸」「独歩顆粒」などや、「お血」改善の「冠元顆粒」「散痛楽楽丸」などが適用となることが多いでしょう。しかしながら、同じ椎間板ヘルニアでも人に依って様々な体質があり、選択するお薬も変わって来ます。漢方薬局でしっかりとした体質判断を仰ぎ、服用薬を決めていきましょう。

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