漢方や体の話の最近のブログ記事

チャイナビュー233号

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チャイナビューの最新号、233号が届きました。

今回の中国探訪は「襄陽」。
魏、呉、蜀の三国時代における文化発祥の地だそうです。
交通の要所であり、軍事的にも商業的にも重要な都市で、古城も多いとのこと。
写真で見る限りですが、歴史を感じさせる建物が見て取れます。
歴史好きの方にはたまらない街であるような気がします。

続いて中国的生活のコーナーでは、生薬の「余甘子」が取り上げられています。
日本ではなじみが薄いですが、中国ではわりとポピュラーな食品でもあるとのこと。
ジャムなどに使われているそうです。
生薬としては主にノドのケアに用いられますが、ポリフェノールなど体に良い成分が豊富で、美容にも役立ちそうですね。
昨年新発売の商品「白龍散」にも含まれています。

最後に漢方の知恵袋のコーナーは「慢性疲労」について。
疲労と一口に言うと大したことがないように感じられますが、休んでも取れない疲労は「病気」です。
「慢性疲労症候群」という病名があるぐらいですが、効果的な医学的治療法はありません。
漢方が大いに役立つ症状の一つと思われますので、コラムに書かれている養生を参考にしつつ、漢方薬の服用も検討してみましょう。

チャイナビュー、どうぞお気軽にご覧になってみて下さいね。

静岡中医薬研究会で症例検討

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日曜日は静岡中医薬研究会の定例会。
今回は高齢の方の長引く咳、乳がんなど、かなり難しい症例の検討でした。
煎じ薬を用いての対応などを説明してもらいましたが、手に入りにくい生薬では現実的には対応が難しくなります。
いかに手元の処方で症状を軽減させるか、頭を悩ませながら、講義を聞いていました。

咳は今の医学での対策の限界もあり、漢方が活躍する場面も多々あります。
長引く咳は体力を消耗させ、とても辛いので、漢方での対策をおすすめします。

ところで当日は静岡の街中で静岡まつりが開催されていました。
静岡は楽しそうなイベントが多く、いつも活気があるように感じます。
この日も講義の後でちらっとのぞいてみましたが、春の暖かい日差しの中、高らかな音楽を聴き、踊りを見て、楽しい気分になりましたよ。

静岡まつり.JPG

一昨日の夜は、三島にてツムラさん主催の三島中医学勉強会に参加してきました。
今回のテーマは「虚弱体質」。
「虚弱体質」と言っても範囲が広いですが、体が弱く、病気にかかりやすい体質の方は多いように思います。
病院での治療は難しいため、漢方を試してみる価値は十分にある症状と言えそうです。

専門用語では「虚労」と呼ばれる体質であり、今回は「気」「血」「津液」それぞれの不足のタイプに分けて勉強しました。
基本的には「気」の不足である「気虚」タイプが多いように思われますが、しっかりと漢方的な体質の見極めを行うことが大切であると改めて実感しました。

虚弱体質でお悩みの方、ぜひ漢方を試してみて下さいね。
きっと今よりもっともっと楽に生活が出来るようになりますよ。

本格漢方2018

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毎年3月に発刊されている週刊朝日ムック本の「本格漢方」。
2018年度版が先日発売され、久しぶりにざっとですが、読んでみました。

以前は硬いイメージが強かったのですが、だいぶ柔らかくなっていますね。
また昔は日本漢方色の方が強かったのですが、イスクラ産業さんの記事が増えて、中医学的な理論が多く見受けられます。
薬膳、養生の記事も充実していますし、漢方の基本を説明した企画もありますし、どなたでも楽しめる、役立つ本になっています。

「本格漢方2018」は当店待合の場所に置いてありますので、どうぞお気軽にご覧になってみて下さいね。

本格漢方2018.JPG

病は市に出せ

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ずいぶん前の朝日新聞にですが、「病は市に出せ」ということばが載っていました。
徳島県の海部町の古くからの言い伝えだそうです。
海部町は自殺が少ないことで知られています。

「病」には、病気だけでなく様々な悩みも含まれていて、「市に出せ」とは公にしろ、という意味かと思います。
思い悩まずにみんなに打ち明けることが大事なのですよね。
人は「悩みを話したら、相手をも心配させてしまう」と考えがちですが、困ったときはお互い様ではないでしょうか。
黙っていることが美徳と考える日本人の習慣もありそうです。
しかし話すだけでも楽になる、とよく言いますが、一人で抱え込まずに、オープンにした方が解決するしないにかかわらず、心はすっきりします。
都会では、そのような話し相手もいないという環境もありがちですが、きっとどこかに「出せる」場所はあります。

病はため込んでいると、どんどん悪性化していく、と漢方でも考えます。
思い切って、早めに「出す」ことを心がけてみましょうね。