2024/04/19
本日配信しました「よろず漢方薬局メールマガジン」です。
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よろず漢方薬局メールマガジン(第11号 2008/10/29)
=研究職から漢方の道に入った薬剤師からのお便り=
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朝晩の冷え込みが厳しきなってきました。皆様体調には十分ご留意下さい。
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○第11号目次
[研究職から漢方の道へ入った、とっても珍しい薬剤師のお話]
[ミニ中医学知識]
[よろず漢方薬局からのお知らせ]
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[研究職から漢方の道へ入った、とっても珍しい薬剤師のお話]
前号までのあらすじ…
このまま研究職を続けて良いのか悩み始めた私のところに、父急病の連絡。
医師からは人工呼吸器の装着を相談され、悩みながらも決意します。
≪以下本文です≫
しばらくして人工呼吸器導入の処置が終わり、病室に入ることを許されまし
た。父は麻酔によって眠った状態でした。もちろん呼びかけに答えることは
ありません。
機械につながれた父を初めて見た時、あの苦しさから解放されて良かったな
あ、と安堵すると共に、全く動きのない今の状態は、もがき苦しんでいたつ
い先ほどとの差があまりに激しすぎて違和感を覚えました。「自然でない」
感覚を非常に強く感じたのです。
その日の夜は、疲労の色が濃い母のことも考え、一度実家に皆で戻りました。
家族誰もが回復を信じていましたが、長期戦になることを覚悟し、無理せず
に休むことを選択したのです。
私は夜眠るときにもう一度病院の先生から伝えられたことを思い出してみま
したが、客観的に見るとなかなか難しい状況であると考えざるを得ませんで
した。
もちろん簡単に眠る事など出来ず、心臓はずっとバクバクしていました。父
と過ごした日々を思い出すと、涙が溢れてくるのをこらえることなど出来る
はずもありませんでした。
…次号に続きます
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[ミニ中医学知識]…”水”のお話
このコーナーでは、中医学(中国の漢方)による、ちょっとした生活のワン
ポイントをお話していきます。
中医学で体を構成する成分は”気血水”とされます。その中の”水”は中医
学では”津液”と呼ばれ、体内に広く分布する”体液”と同義に捉えます。
“津液”は”水”とはまた似て異なる物質ですから、例えば”津液不足”で
あっても単純に水をたくさん飲めば良い訳ではありません。
関節の動きを滑らかにする物質や骨髄液なども津液として考えます。
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[よろず漢方薬局よりお知らせ]
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[編集後記]
今週末に中医学の試験を受けるため、ただ今猛勉強中です。テストというの
は大体においてそうですが、実践であまり使わない知識が多く、苦戦してい
ます。しかし時には「おっ」という発見もあり、楽しく学べています。
やはり漢方の世界は死ぬまで勉強だなあ、と改めて思い直す機会となりまし
た