2024/04/19
本日配信しました、よろず漢方薬局メールマガジン第16号です。よろしければご覧ください。
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よろず漢方薬局メールマガジン(第16号 2008/12/03)
=研究職から漢方の道に入った薬剤師からのお便り=
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いよいよ12月のスタートです。忙しい中でも体調管理はしっかりとしましょ
う!
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プレゼントコーナーもあります!
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○第16号目次
[研究職から漢方の道へ入った、とっても珍しい薬剤師のお話]
[ミニ中医学知識]
[よろず漢方薬局からのお知らせ]
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[研究職から漢方の道へ入った、とっても珍しい薬剤師のお話]
前号までのあらすじ…
このまま研究職を続けて良いのか悩み始めた私のところに、父急病の連絡。
人工呼吸器をつけて1日経たないうちに、父に死が訪れました。
≪以下本文です≫
父の体を清めてもらい、遺体が実家に戻りました。昨日家を出た時には、
まさかこのような帰宅になるとは父も思っていなかったに違いありません。
棺の中の父の体は冷たくなり始め、病院での何か夢のような空間から現実に
引き戻されてきます。
私は葬式の施主になったため、その後は慌ただしい時間が過ぎていきました。
しかしその間も時間が出来れば、時々棺の前に行き、自分は今後どのように
生きるべきかを父に尋ねていました。生前は意地をはって自分の将来の事
など話をしなかったのですが、もう二度と相談を出来ないとなると、心細
くてしょうがありませんでした。まだまだたくさん聞きたいことがあった
のに、いやこれからこそ社会人の先輩として頼りにさせてもらいたかった
のに…
ただ棺の中の父は「クヨクヨしないで自分の決めた道を前を見て歩け。母と
弟を頼んだぞ」と言っているような気がしたのです。
…次号に続きます
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[ミニ中医学知識]…”脈診”のお話
日本漢方では腹診といって、お腹の状態を見ることを重要視しますが、中医
学では腹診はまず行わず、脈診といって脈で体質を判断します。
最初驚かれる方も多いのですが、脈の感じ方は右手と左手で違います。両方
の手首の脈を、早いか遅いか、強く触れるか弱いか、不安定でないかなどを
チェックして判断するのです。
ただこればかりは言葉で説明することが難しく、経験がものを言います。興
味のある方はご家族の脈をまずとってみて下さい。
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[よろず漢方薬局よりお知らせ]
現在、店内にてパンダの「ぬり絵大会」を開催中です。3、4歳の子供たちの
書いた絵なので、決してキレイとは言えませんが、とっても可愛らしく塗れ
ています。ぜひ皆さんご覧になってみて下さい。
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[編集後記]
12月に入り、忘年会シーズンとなりました。この時期に欠かせない商品が「金
朮片」。これを飲めば悪酔いもせず、次の日も楽に過ごせます。肝臓を守るだ
けでなく、食べ過ぎた時の胃腸のケアにもなります。飲み会には「金朮片」を
お忘れなく!
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