2024/04/19
本日配信のよろず漢方薬局メールマガジン第17号です。よろしければご覧ください。
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よろず漢方薬局メールマガジン(第17号 2008/12/10)
=研究職から漢方の道に入った薬剤師からのお便り=
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クリスマスムードも高まり、いよいよ年の瀬ですね。忘年会などに加えて、
仕事も忙しくなり、身体に無理をしがちな時期です。どうぞ労わってお過ご
しください。
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より詳しく漢方や中医学を知りたい方はこちらもご覧ください。
プレゼントコーナーもあります!
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○第17号目次
[研究職から漢方の道へ入った、とっても珍しい薬剤師のお話]
[ミニ中医学知識]
[よろず漢方薬局からのお知らせ]
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[研究職から漢方の道へ入った、とっても珍しい薬剤師のお話]
前号までのあらすじ…
このまま研究職を続けて良いのか悩み始めた私のところに、父急病の連絡。
人工呼吸器をつけて1日経たないうちに、父に死が訪れました。
≪以下本文です≫
父の葬式では弔辞を読むこととなりました。まだ父の死に対しての実感が湧
かない状態で、父への別れを述べることはつらかったのですが、長男として
責任を持ってやり遂げないと、父が天国から心配してしまうという気持ちで
言葉をつづったように記憶しています。
父が骨になったあとも事務処理などを実家でしばらく行いました。その作業
をしながら、私の心の中では将来の進む道が、9割方固まってきました。
「漢方を勉強してその知識を身につけ、より多くの人を苦しみから救って、
少しでもその方たちの生活の質を上げるための役に立ちたい」という気持ち
です。研究で自分のやっていることの成果も分からない状況よりも、目の前
で苦しんでいる人の役に立って、その方の笑顔をこの目で見たい、という感
覚が強くなったのです。やや短絡的で狭いものの見方かもしれませんが、目
の前で父の死を見ると、悠長なものの考え方が出来なくなってきたようにも
思います。
父の死は本当につらい出来事でしたが、結果的には自分の気持ちを固める良
い機会となったのです。今思えば、父からの最後のプレゼントだったのかな
とも思っています。
…次号に続きます
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[ミニ中医学知識]…”冬の養生”のお話
寒さも厳しくなり、冬本番が近付いてきました。冬は中医学では「封臓」の
季節とされて、体にものを蓄える時期です。ある種の動物が冬眠するように
本来は、無理をせずに体を休めるべきなのですが、12月などは忙しくてそう
も言ってられないですよね。
せめて睡眠は十分に取って、食事は温かい物をたくさん食べるようにしまし
ょう。激しい運動や、アイスクリームなどの冷たい食べ物はこの時期特によ
くありませんよ。
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[よろず漢方薬局よりお知らせ]
2009年度カレンダーの卓上版が入荷致しました!こちらはパンダの写真が入っ
ているだけですが、机の上などにあると重宝します。薬膳料理なども書かれて
いる壁掛けカレンダーとご一緒にどうぞ。
もちろん無料で差し上げますので、ご希望の方はお気軽にお申し付けくださ
いね。
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[編集後記]
インフルエンザの流行のピークが今年は早く訪れそうとのことです。予防に
は「板藍茶」がおススメです。天然の抗ウイルス剤とも言われる「板藍根」
が配合された「板藍茶」を、ぜひ怖いインフルエンザの感染防止に役立てて
下さいね。
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