2024/03/23
本日配信のよろず漢方薬局メールマガジンです。よろしければご覧ください。
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
よろず漢方薬局メールマガジン(第20号 2009/1/7)
=研究職から漢方の道に入った薬剤師からのお便り=
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
皆様明けましておめでとうございます!本年が皆様にとって良い年になりま
すように…
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
==================================
より詳しく漢方や中医学を知りたい方はこちらもご覧ください。
プレゼントコーナーもあります!
よろず漢方薬局HPはこちら↓
==================================
○第20号目次
[研究職から漢方の道へ入った、とっても珍しい薬剤師のお話]
[ミニ中医学知識]
[よろず漢方薬局からのお知らせ]
——————————————————————–
[研究職から漢方の道へ入った、とっても珍しい薬剤師のお話]
前号までのあらすじ…
父の突然の死と一冊の漢方の本との出会い、私の行く先を決めるきっかけとな
った出来事でした。そして中医学のことを知ります。
≪以下本文です≫
「漢方–日本人の誤解を解く–」と言う一冊の本で、日本の漢方と中国の漢方は
違う学問であるということに気付きました。その違いについて、ここでは詳し
く述べませんが、柔軟性があり、そして発展的である中国漢方(中医学)に私
は興味を惹かれました。もちろん、漢方は中国で生まれたものであり、当然そ
の歴史は日本漢方より長い=えらいという単純な思考があったことも否定しま
せん。しかし、読んだ本には強い説得力があり、私を中医学の世界に導くには
十分な内容だったのです。
そうなると「中医学を勉強しに中国へ行こう!」という気持ちも出てきました。
しかしその頃の私は既に結婚をしており、なおかつ中国語も全くわかりません
でした。それなのに、将来の展望がほとんど無い状態で中国に旅立つことはや
はり無謀と思い直しました。
また中国で中医学を学んでも、日本に帰って来てからどうやって生かすのか、
という点もまだ未解決でした。
…次号に続きます
——————————————————————–
[ミニ中医学知識]…”五臓の肝”のお話
五臓の一つ”肝”は、いわゆる「肝臓」とはちょっと違った意味合いがあり
ます。もっとも重要な機能は「疏泄(そせつ)」と言って、巡りを調節する
働きです。
この「疏泄機能」が上手く働かないと、体全体の循環が悪くなります。よっ
て体も心も不安定になりやすくなるのです。
イライラやうつなどの症状も、この肝の疏泄機能が上手く働いていないため
に起こると考えます。
——————————————————————–
[よろず漢方薬局よりお知らせ]
2009年のよろず漢方薬局は昨日1月6日よりスタートしました!昨年度はオー
プンしたばかりでご迷惑をおかけした点もあったかと思いますが、もっとも
っと皆様のお役に立てるよう、努力して参ります。
心ばかりですが、年始のプレゼントを用意してお待ちしております(数に限
りがありますのでお早めにどうぞ)。
——————————————————————–
[編集後記]
皆様はどのような年末年始を過ごされましたか?私は家族といろいろな場所
に行って比較的アクティブに過ごしました。
もちろん初詣では、皆様の今年1年の健康を祈ってきましたよ。しかも、富士
浅間大社と諏訪大社のダブルです!
==================================