2024/04/19
本日配信のよろず漢方薬局メールマガジン第22号です。よろしければご覧く
ださい。
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よろず漢方薬局メールマガジン(第22号 2009/1/21)
=研究職から漢方の道に入った薬剤師からのお便り=
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早いもので、今年も3週間が過ぎました。寒さがもっとも厳しくなる時期です
ので、どうぞお気をつけてお過ごしください。
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○第22号目次
[研究職から漢方の道へ入った、とっても珍しい薬剤師のお話]
[ミニ中医学知識]
[よろず漢方薬局からのお知らせ]
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[研究職から漢方の道へ入った、とっても珍しい薬剤師のお話]
前号までのあらすじ…
どうせ勉強するのであれば、漢方の本場の中国の学問、中医学を修めたいと感
じ、北京中医薬大学の体験授業を受けにいきました。
≪以下本文です≫
北京中医薬大学の日本分校は、小さな建物の中にありました。しかし中の教室
は熱気ムンムン。授業では中国人の講師が中国語で説明し、日本人が通訳をし
ていました。教室の中では20人ほどだったでしょうか、生徒さんが熱心にノー
トを取っていました。授業の内容は私には全く理解できませんでしたが、非常
に真面目に学問を教えている場所ということは分かりました。
私の気持ちは90%以上、この学校でしっかりと勉強をして、その後医師になる
ことを考えたりと、進むべき道を決めていこうという方向で固まっていました。
しかし、授業の合間にふと目にした、休憩場所のポスターに書かれた「薬剤師
募集」の言葉に目が止まりました。
詳しい内容は忘れてしまったのですが、「イスクラ薬局中野店」という漢方専
門薬局での仕事であり、中医学に興味がある人を募集と書かれていたように記
憶しています。「漢方を勉強しながら仕事もする」という点は何か中途半端に
なるなと思いながら、現実問題としてはとても魅力的な内容に感じました。
調べてみるとイスクラ薬局は純粋な中医学をもとに経営をしており、店頭で実
践の場に立ちながら、中医学を勉強できる環境にあるように思え、とりあえず
面接を受けてみようと、お店に電話をかけたのでした。
…次号に続きます
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[ミニ中医学知識]…”五臓の脾”のお話
五臓の一つ”脾”は、西洋医学でいう「脾臓」とは全く異なるものとして定
義されます。中医学の”脾”は主に消化器系統の機能を担うとされ、簡単に
いえば胃腸関係を指すのです。
“脾”は、食べ物から人間の生命維持に必要な物質を作り出しますので、非
常に大切な役割を持つとされます。脾の力が衰えると、人間の体を動かすエ
ネルギーも十分に産生されなくなり、「疲れやすい」などの症状が出てしま
うのです。
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[よろず漢方薬局よりお知らせ]
インフルエンザの流行が、お店の周りでも始まっているようです。店頭では
予防に効果的な生薬「板藍根」を配合した「板藍のど飴」のサンプルをご用
意しております。お店にお越しの際は、どうぞ遠慮なくお持ちになり、風邪
の予防にお役立て下さい。
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[編集後記]
少しずつですが日が長くなってきました。昼間の太陽の光は温かく、何とな
く春も感じさせる気配です。梅の便りも届くようになりましたし、まだ1月と
はいえ、段々と春の足音は近付いて来ているのですね。
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