2024/04/16
本日配信しました、よろず漢方薬局メールマガジン第27号です。今回はメー
ルマガジンの読者の方のみの特典があるので、その部分はここでは割愛して
あります!ご了承ください。
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よろず漢方薬局メールマガジン(第27号 2009/2/25)
=症漢論【症状から漢方を論じる】のススメ=
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本号から新しいコラム「症漢論」がスタートします。この症状は何?と気に
なることが、中医学を使えば意外とすっきり理解できる場合があります。ど
うぞお楽しみに!
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より詳しく漢方や中医学を知りたい方はこちらもご覧ください。
プレゼントコーナーもあります!
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○第27号目次
[症漢論【症状から漢方を論じる】のススメ]
[ミニ中医学知識]
[よろず漢方薬局からのお知らせ]
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[症漢論【症状から漢方を考える】のススメ]
★まぶたがピクピクする★
まぶたがピクピクした経験ありませんか?。薬局の店頭で相談していると、
この症状を経験したことのある方は非常に多いという印象を受けます。しか
し、何時間もピクピクが続くという方はいませんし、特に生活に影響を与え
ることも少ないため放置している方が大半でしょう。
まぶたのピクピクは一種のけいれんと思われます。しかしこの症状が医学的
に問題となることはほとんどありません。確かに命にかかわる問題ではなさ
そうですよね。しかしたびたび起こると何となく気になるものです。仕事中
など煩わしいと感じる方も多いのではないでしょうか。
しかし!中医学では「まぶたがピクピクする」という症状に対して、理論的
に説明することが可能なのです。簡単に言えば、そのカギは「血(けつ)」
にあり、その消耗がまぶたをピクピクさせると考えます。
そして、これは「血」を貯蔵する五臓の一つ「肝」という臓の問題でもある
のです。
…次号ではもう少し詳しくまぶたがピクピクする理由を説明していきましょ
う!
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[ミニ中医学知識]…”衛気(えっき)”のお話
中医学には「気」という概念があることは以前お話しいたしました。この「気」
はその機能によってさらに細かく分類されます。今回は、その中の一つ「衛気
(えっき)」のお話です。
「衛気」は字のごとく”防衛”の役割を持つ「気」です。様々な外敵(細菌、
ウイルス、花粉、アレルギー源など)から体を守るバリア機能とも言えるで
しょう。この「衛気」が弱いと外敵の侵入を許してしまい、風邪を引いたり、
アレルギー症状が起こったりしてしまうのです。
今は花粉の季節ですが、この「衛気」が弱いために花粉症となっている方がほ
とんどです。「衛気」を増やすお薬である「衛益顆粒」を服用して、体のバリ
ア機能を修復し、花粉をブロックしましょう。
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[編集後記]
天気予報によると今週は雨の日が多くなりそうです。そろそろ冬も終わり、
春が近づいてきているという証拠かもしれませんね。
久しぶりに迎える静岡の春が待ち遠しい今日この頃です。
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