2024/03/23
本日配信しました本年度最後のよろず漢方薬局メールマガジン第71号です。よろしければご覧ください。
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
よろず漢方薬局メールマガジン(第71号 2009/12/30)
=症漢論【症状から漢方を論じる】のススメ=
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
今年一年間、メルマガをご愛読頂き、ありがとうございました。このメルマ
ガが少しでも皆様のお役に立てたようでしたら嬉しく思います。どうぞ来年
も、健康のためだけでなくちょっとした話のネタでも良いので、記事の内容
を使ってみて下さいね。
==================================
より詳しく漢方や中医学を知りたい方はこちらもご覧ください。
プレゼントコーナーもあります!
よろず漢方薬局HPはこちら↓
==================================
○第71号目次
[症漢論【症状から漢方を論じる】のススメ]
[ミニ中医学知識]
[よろず漢方薬局からのお知らせ]
[よろず漢方HP更新情報]
——————————————————————–
[症漢論【症状から漢方を考える】のススメ]
★鼻血が出やすい★
鼻血は女性の生理を除いて、もっとも頻度の多い「出血」だと思います。特
に子供は毎日のように鼻血を出す子も多いですよね。もちろんそれほど心配
のない症状ではありますが、やっぱりあまりにも続くと気になるものです。
また、大人で鼻血を繰り返す場合には、何らかの疾患が隠れている可能性も
あり、一度検査をしてもらうと良いでしょう。
そもそも鼻の粘膜は非常に薄く、血管も多いことから出血しやすいことはご
く自然であると考えられています。子供の場合にはその粘膜の形成が未発達
であるために、ちょっとした刺激で鼻血となってしまいます。また一度出血
すると、その部分の修復が進まずに今度はもっと軽い刺激で鼻血を出すよう
になることがあります。
さて鼻血を中医学的に考えた場合、あまりにも繰り返す場合にはバランスの
崩れが存在すると判断します。「鼻血なんてほっときゃいい」と思わずに、
何かしらの対処をしないと、体の他の部分に症状が出てくる可能性もありま
す。ぜひ漢方を用いて、長い目で見ての体質改善を考えてみて下さい。
…次号は「鼻血が出やすい」症状についてさらに詳しく説明をいたします。
——————————————————————–
[ミニ中医学知識]…”丹参”のお話
今回は生薬”丹参(たんじん)”のお話です。日本ではあまりなじみがあり
ませんが、非常に重宝する生薬なのでご紹介します。
“丹参”の効能は「活血」作用です。すなわち「血」の巡りを良くする作用
であり、もっと分かりやすく言えば、血液をサラサラにする力を持った生薬
であると言えるでしょう。
この”丹参”を使った漢方薬でもっとも有名なのが「冠元顆粒(かんげんか
りゅう)」であり、肩こりや頭痛に対しての薬として使われていましたが、
最近は糖尿病、認知症など様々な疾病に対する優れた研究結果が出ています。
——————————————————————-
[よろず漢方薬局よりお知らせ]
昨日12月29日をもちまして、よろず漢方薬局の本年度の営業は終了しており
ます。
来年は1月5日(火)の10時からの営業となります。
なお緊急のご用事がありましたら、出来る限りのアドバイスは致しますので
メールにてご連絡下さい(お返事までに少し時間を頂く場合もあります)。
——————————————————————-
[よろず漢方HP更新情報]
★コラム
「更年期対策の漢方」
http://yorozukanpo.com/contents/yamai/item000521.php
「しもやけを予防しよう」
http://yorozukanpo.com/contents/hifubyo/item000517.php
★ブログ
「今年一年ありがとうございました」
「年末年始のHP等更新予定」
「チャイナビュー133号」
「クリスマス♪」
http://yorozukanpo.com/yorozudayori/archives.html
——————————————————————–
[編集後記]
今年も1年が過ぎようとしています。お店を始めたばかりの私にとっては長く
充実した1年でしたが、皆さんはいかがでしたでしょうか。
来年も皆様の健康維持のために精一杯努力していきたいと思っています。
それでは皆さん、どうぞ良いお年をお迎え下さいませ!
==================================