2024/03/23
日曜日に小山町の災害現場にボランティアで行ってきました。
先週水曜日に台風の大雨に見舞われて、山が崩れて大量の土砂が川に流れ、あっという間に堤防を越えて、家や橋を飲みこんだそうです。
避難の時間があったために幸いにけが人はいなかったそうですが、床上浸水などで建物などに大きな被害が出ました。
日曜日の現場は至る所に災害の跡が残ってはいましたが、片づけは大体めどがつき、落ち着きを取り戻しつつある感じでした。
しかし災害の翌日は、土砂が1m以上つもり、ゴミの山が出来て、悪臭が立ち込めるなど、すさまじい状況だったそうです。
家に土砂や水が入り、残念ながら今後住むことは難しいだろうと思われる家の方が、呆然と中を覗いている光景などを見ると、本当にいたたまれない思いでした。
古い家でしたが、家族8人ほどの名前が書かれた表札があり、中にはポツンとご先祖様の写真が残っていました。
たくさんの思い出が詰まった家を一瞬で飲みこんでしまう自然の強大さとむごさ、そして人間の無力さを感じつつ、たくさんの人が汗をたらしながら暗くなるまで手助けをしている光景に、いろいろと感じるものがあった一日でした。