2024/03/23
本日配信しました「よろず漢方薬局メールマガジン第120号」です。
よろしければご覧ください。
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よろず漢方薬局メールマガジン(第120号 2010/12/15)
=症漢論【症状から漢方を論じる】のススメ=
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いよいよ今年も残り2週間ほどとなりました。どうしても年末は慌ただしく
なると思いますが、体調管理にだけは十分気をつけて過ごしたいですね。
特にノロウイルスなどの胃腸炎を起こす感染症が流行しているとのことなの
でお気をつけ下さい。
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より詳しく漢方や中医学を知りたい方はこちらもご覧ください。
プレゼントコーナーもあります!
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○第120号目次
[症漢論【症状から漢方を論じる】のススメ]
[ミニ中医学知識]
[よろず漢方薬局からのお知らせ]
[よろず漢方HP更新情報]
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[症漢論【症状から漢方を考える】のススメ]
★いびきが大きい★
いびきを改善する方法の一つは、鼻の通りを良くすることです。そして、漢
方的な体質改善のポイントは「痰湿」体質の改善です。「痰湿」とは余分な
水分のことですが、この除去が出来れば鼻の通りもスムーズとなり、いびき
も減ると考えます。
アルコールを飲み過ぎた後は、いびきをかきやすいと言われますが、これは
飲酒によって「痰湿」が生じたためと解釈できます。特に「痰湿」を生じや
すいビールをたくさん飲むことは控えめにすると良いかもしれません。
同様にチョコレートやコーヒーも「痰湿」を生みだしやすいため、特に就寝
前に摂取することは避けた方が良いでしょう。
漢方薬としては「痰湿」を取り除く作用を持つ「温胆湯(うんたんとう)」
などに加えて、鼻の通りを良くする「辛夷清肺湯(しんいせいはいとう)」
等の処方を併用するといびき対策になると思います。
比較的即効性もあるので、「旅行中だけでも何とかしたい」という方はお試
しになってみて下さいね。
…次号は「集中力がない」症状について説明をいたします。
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[ミニ中医学知識]…”黄連解毒湯(おうれんげどくとう)”のお話
「黄連解毒湯」は”清熱薬”の基本とも言える処方です。黄連、オウゴン、
黄柏、山梔子の4種の生薬から成るシンプルな処方ですが、様々な用途に用
いることが出来る優れた内容となっています。
主には漢方的な”熱”症状である、皮膚病を初めとする各種の炎症に用いら
れます。口内炎などにも即効性があるのですよ。
また、高血圧や鼻血、イライラなどに使用されることもあります。
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[よろず漢方薬局よりお知らせ]
●年末年始の予定●
繰り返しになりますが、年末年始は12月30日(木)から1月3日(月)までは
お休みとさせて頂きます。いざという時にお困りにならないように、早めに
お薬の準備をして下さいね。
また来年のカレンダーや来年の干支のウサギのぬいぐるみのプレゼントも、
引き続き行っています。さらには、屠蘇散をご入り用の方には無料で差し上
げていますので、どうぞお気軽にお尋ねください。
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[よろず漢方HP更新情報]
★コラム
「頭痛と漢方」
http://yorozukanpo.com/contents/yamai/item000811.php
★ブログ
「天津感冒片がリニュアルします」
「裾野サンアイのメガネ」
「御殿場時の栖イルミネーション」
「よろずだより28号」
http://yorozukanpo.com/yorozudayori/archives.html
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[編集後記]
ふたご座流星群がピークを迎えています。私も昨日家から夜空を眺めていた
ら、10分ほどで5個の流れ星を見つけることが出来ましたよ。
今日の夜も見えるそうなので、願い事がある方はチャレンジしてみて下さい
ね。ただし、とっても寒いので防寒対策はお忘れなく。
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