2024/04/19
本日配信しました「よろず漢方薬局メールマガジン第136号」です。
よろしければご覧ください。
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よろず漢方薬局メールマガジン(第136号 2011/4/6)
=症漢論【症状から漢方を論じる】のススメ=
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4月2日より、当店に新しくスタッフが加わりました。竹井裕香さんです。
竹井さんは漢方薬をご自身でずっと服用されてきた経験があります。当面は
土曜日に手伝って頂く予定となっていますので、皆さまどうぞよろしくお願
い致します!
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より詳しく漢方や中医学を知りたい方はこちらもご覧ください。
プレゼントコーナーもあります!
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○第136号目次
[症漢論【症状から漢方を論じる】のススメ]
[ミニ中医学知識]
[よろず漢方薬局からのお知らせ]
[よろず漢方HP更新情報]
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[症漢論【症状から漢方を考える】のススメ]
★全身が痛む★
全身が痛むという症状を漢方的に捉えた場合、急性期であれば「風邪(ふう
じゃ)」の影響をまずは考えます。「風邪」が体内に侵入すると、全身にそ
の邪気を拡散させ、それが痛みとなる可能性があります。
そして慢性的な痛みの場合は、「風邪」の存在と共に、「気血両虚」すなわ
ち気(エネルギー)や血の不足を疑います。「気血」が共に不足すると、臓
腑が栄養不足となるとともに、体全体の巡りが悪くなり、痛みとなります。
体が疲労から悲鳴を上げているよう状況でしょうか。
慢性疲労症候群という病気でも全身の痛みが生じるケースがありますが、こ
れは「気血両虚」によって痛みが引き起こされている典型的な例です。
全身が痛む場合は、とにかく体が休みたい、とシグナルを出していると考え
るべきです。ストレスを避けて休息し、バランスの良い食事をすることが、
もっとも良い薬になりますが、それが難しい場合や治らない場合などは体質
に合わせた漢方薬の服用を考えていきましょう。
…次号は「お腹ぽっこり、波を打つ」症状について説明をいたします。
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[ミニ中医学知識]…”四物湯(しもつとう)”のお話
「四物湯」は「補血」の基本処方。その名の通り、補血作用を持つ代表的な
4種の生薬、熟地黄、当帰、白芍、センキュウから成ります。この四物湯を基
として作られている派生処方はたくさんありますが、単独で使われることは
あまり多く無いのが現状です。
「四物湯」は単純に「血虚」症状が強い時に処方されます。貧血傾向があっ
たり、婦人科の疾患が存在する時に使用されることがあるでしょう。
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[よろず漢方薬局よりお知らせ]
●4月13日は18時30分までの営業●
4月13日(水)は大変恐れ入りますが、18時30分までの営業とさせて頂きま
す。ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願い致します。
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[よろず漢方HP更新情報]
★コラム
「子供の花粉症は漢方で」
http://yorozukanpo.com/contents/kodomo/item000906.php
★ブログ
「漢方を使った外用スキンケアの勉強」
「はじめまして、どうぞよろしくお願いします。」
「早く暖かくなってほしい」
「チャイナビュー148号」
http://yorozukanpo.com/yorozudayori/archives.html
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[編集後記]
実は今日は私の長女の小学校入学式です。お店があるため、晴れの舞台を見
れないことは残念ではありますが、きっと帰ってから楽しい報告を聞かせて
くれることでしょう。
小学校進学は親としての一つの節目のようにも感じます。ランドセルを背負
った子供の姿を見れて幸せに思います。
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