2024/03/23
本日配信しました「よろず漢方薬局メールマガジン第149号」です。
よろしければご覧ください。
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
よろず漢方薬局メールマガジン(第149号 2011/7/6)
=症漢論【症状から漢方を論じる】のススメ=
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
梅雨時は食中毒に注意とされますが、これは湿度が高く高温で雑菌が発生し
やすいからだけでは無いと思います。中医学ではこの時期に胃腸の働きが低
下すると考えます。弱った胃腸は多少の菌の増減に関わらず、症状を引き起
こしやすくなるのではないでしょうか。この時期は胃腸の強い人も弱い人も
出来るだけお腹を労わって過ごしましょう。
==================================
より詳しく漢方や中医学を知りたい方はこちらもご覧ください。
プレゼントコーナーもあります!
よろず漢方薬局HPはこちら↓
==================================
○第149号目次
[症漢論【症状から漢方を論じる】のススメ]
[ミニ中医学知識]
[よろず漢方薬局からのお知らせ]
[よろず漢方HP更新情報]
——————————————————————–
[症漢論【症状から漢方を考える】のススメ]
★暑がり★
暑い夏がやってきて、「暑がり」体質の方には辛い季節ですね。多くの人が
涼しい顔をしている環境でも、数人は異常に汗をかいて、ハンカチで拭って
いる光景を目にすることがあります。
また、家族の中でご主人一人が「暑がり」でクーラーをつけたがって困る、
という話も耳にします。
「暑がり」は致し方ないと考えている方も多いと思いますが、中医学的には
紛れもなく体のバランスの崩れを意味します。暑さ寒さの感じ方は人それぞ
れであり、判断が難しい場合もありますが、大体においてご自身や周りの方
が自覚していることがほとんどです。そういったケースのほとんどは、体内
のバランスが”熱”に傾いている状態であり、直していかなければ病気につ
ながる恐れもあります。
極端な「暑がり」の方は、ぜひ中医学的な考え方から生活を見直したり、漢
方薬を服用しましょう。
…次号は「暑がり」症状についてさらに詳しく説明をいたします。
——————————————————————–
[ミニ中医学知識]…”八味地黄丸(はちみじおうがん)”のお話
「八味地黄丸」は補陽剤の代表処方です。似た名前の薬に「六味地黄丸」が
ありますが、「八味地黄丸」の方が最初に作られた処方なのです。構成生薬
は「六味地黄丸」の成分の熟地黄、山茱萸、山薬、牡丹皮、茯苓、沢瀉に、
附子と肉桂を加えた内容となっています。附子と肉桂は強い補陽薬です。
中医学的には「腎陽虚」に使用されます。具体的には、冷えが強く、頻尿や
むくみがある時などに検討します。ただし、微熱感や口の乾きなど”熱”症
状が強い時には控えるべき処方です。
——————————————————————–
[よろず漢方薬局よりお知らせ]
●夏季休業日について●
大変恐れ入りますが、当店は下記の日程を夏季休業日とさせて頂きます。
ご迷惑をおかけ致しますが、ご了承頂きますよう、お願い申し上げます。
※8月23日(火)~8月25日(木)
(8月21日(日)と22日(月)は定休日のため、21日~25日がお休みとなり
ます)
また下記のとおり営業時間を短縮させて頂きます。申し訳ありませんが、よ
ろしくお願い致します。
※7月13日(水)10時から18時30分までの営業
——————————————————————-
[よろず漢方HP更新情報]
★コラム
「体を冷やす食材リスト」
http://yorozukanpo.com/contents/seikatsu/item000985.php
★ブログ
「よろずだより第35号」
「裾野東保育園お楽しみ会」
「7月の予定」
「クッピーラムネつかみ取り」
http://yorozukanpo.com/yorozudayori/archives.html
——————————————————————–
[編集後記]
小学生1年生の長女には毎日宿題がたくさん出ています。教科書の音読に、
算数やひらがなを書くプリントや作文などなど…私が1年生のころにこんな
に宿題あったかなあ、と少しかわいそうに感じます。最近は学校も厳しいの
ですね。
==================================