2024/04/19
一昨日に引き続いて、東北でのボランティア活動についてです。
現地での作業は、主にガレキの片づけでした。
一日目の釜石市箱崎地区は330世帯ほどの海辺の漁村だったそうですが、8割近くの家屋が津波の被害を受けて、70人ほどが亡くなり、20人ほどが行方不明の地域とのことです。
地区に入ると、鉄筋の建物がかろうじて原形をとどめているものの、ほとんどの家屋がコンクリートの基礎だけになっている状態でした。
そして、今回はその家屋の跡地をキレイにしてほしいと、持ち主の方からの要望があったそうで、片づけをした次第です。
すでに大部分は片付いているのですが、細かな部分が残っていました。
なんというか大ざっぱで気持ちが入っていないというか…
そこで私たちでキレイに土砂を取り除いていきました。
土砂の中からはガラス片がとにかくたくさん。
そして生活用品も大量に出て来ました。
もしかしたら思い出の品かもしれませんので、丁寧に仕分けをしていきます。
現実的には大きな意味を持たない作業なのかもしれません。
しかしキレイになった現場を見て、持ち主の方が一歩前に踏み出すきっかけになってくれればという想いで汗を流してきました。