2024/04/19
あまり堅苦しいことや、政治的なことはこのブログに書いてきませんでしたが、今日は少し…
漢方薬と中国はもちろん密接な関係があります。
生薬は今でもほとんどすべての生産を中国で行っています。
もともと中国で育った生薬は、その土地の風土、気候に適した形で種をつないできたはずですから、無理に日本で栽培をしてもどうしてもその品質は落ちてしまいます。
中国国内であっても、産地が違うだけで値段が変わりますから(モノによっては数倍違います)、国が異なればもっと厳しいことは、当たり前かもしれませんけどね。
魚沼産コシヒカリが美味しいけど高いのと同じ理由です。
それに加えて、人件費の問題もあり、現状は漢方薬の生産は中国に依存しています。
しかし現在日本と中国の関係が悪化しています。
今までも何度も危機はありましたし、お互いが相手を尊重していけば、きっと妥協点が見つかると思います。
それにしても人が住むにも適さない島のことで、なぜこれだけ揉めるのでしょうか。
日本人が生活している島を奪われそうになっているのであればまだしも、開発が可能かどうかも分からない海洋資源の損得がどれほど重大なのでしょう…
冷静に考えてみても、メリットはそこまで大きくありません。
たぶん、意地の問題なのでしょうね。
理想論かもしれませんが、国境のない世界が一番です。
尖閣諸島もいっそのこと共有の場所としてはどうかと思います。
いずれにしても、中国人のほとんどが日本のことをそこまで悪く思っていません。
メディアには惑わされず、民間でも交流をどんどん行って、友好を深めていくべきと思います。
結局は人と人。
お互いに行ったり来たり、話すことが出来たら必ず相手の国が好きになるのですけどね。