2024/03/23
本日配信しました「よろず漢方薬局メールマガジン第216号」です。
よろしければご覧ください。
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よろず漢方薬局メールマガジン(第216号 2012/10/31)
=症漢論【症状から漢方を論じる】のススメ=
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今日で10月も終わり。明日から11月と聞くと今年も終わりが近づいて来たな
あと感じますよね。
秋も深まり、空気も乾燥してきています。漢方で云う「肺」に負担がかかり
始める時期ですので、「潤い」を欠かさぬように気をつけて生活しましょう。
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より詳しく漢方や中医学を知りたい方はこちらもご覧ください。
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○第216号目次
[症漢論【症状から漢方を論じる】のススメ]
[ミニ中医学知識]
[よろず漢方薬局からのお知らせ]
[よろず漢方HP更新情報]
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[症漢論【症状から漢方を考える】のススメ]
★キレやすい★
「キレやすい」方の体質として、まず考えられるのが「肝火上炎」と呼ばれ
る状態です。簡単にいえば、体の中の火が上部に達した状態であり、いわゆ
る頭に血が昇った感じですね。このタイプの方は慢性的にイライラしている
ので、ちょっとしたことがあるとキレやすくなります。エネルギーがあり余
っているタイプですね。
さらに「肝陽上亢」という体質が原因の場合もあります。この体質も、「陽」
が上昇した状態であり、のぼせたりいらっとしやすくなります。
ただ「肝火上炎」と違い、疲れやすかったり、どちらかというと夕方から夜
にかけて悪化しやすい点がポイントです。
このように「キレやすい」体質にも理由があります。周りの方はその人の個
性とあきらめずに、体質改善をすすめてみましょう。
…次号は「甘いものが止められない」症状について説明をいたします。
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[ミニ中医学知識]…中医薬用語解説”衛気(えき又はえっき)”
「衛気」は先週取り上げた「営気」と同様に「気」を種類ごとに分類した際
に分けられる要素の一つです。「衛」と云う字のとおり、体を「まもる」気
が「衛気」です。バリア力、防御力などとも例えられますが、医学的には免
疫とも通じる性質があると考えます。
「衛気」を増すお薬と言えば「玉屏風散」。玉のような貴重な屏風を立てて、
風(邪気)から身を守るという意味がある処方です。日本では「衛益顆粒」
という商品名で販売されています。
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[よろず漢方薬局よりお知らせ]
●11月の営業予定について●
11月14日(水)は18時30分閉店とさせて頂きます。また11月28日(水)は、
17時閉店となる予定です。
大変ご迷惑をおかけ致しますが、ご了承ください。
●婦宝当帰膠キャンペーン、今年も!●
毎年好評を頂いています、婦宝当帰膠キャンペーンを今年も行いたいと思い
ます!
期間は明日11月1日(木)から3月30日(土)までを予定しています。
詳しくは店頭にてご確認下さいね。
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[よろず漢方HP更新情報]
★コラム
「尿もれと漢方」
http://yorozukanpo.com/contents/yamai/item001390.php
★ブログ
「伊豆島田から長泉の通り」
「第2回中医学基礎講座」
「富士山の冠雪」
「ふじのくにエコチャレンジ」
http://yorozukanpo.com/yorozudayori/archives.html
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[編集後記]
先日東京で銭湯に入ってきました。家庭にお風呂があるこの時代、そして
日帰り入浴施設も充実している昨今では銭湯の文化も終わりに近づいている
のかもしれません。
しかし銭湯には真心のある空間が感じられ、個人的には大好きです。ほっと
一息つけた時間となりました。
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