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静岡県裾野市(三島市、長泉町、御殿場)よろず漢方薬局から様々な話題をお届けします

よろず漢方薬局メールマガジン第236号

time 2013/04/10

本日配信しました「よろず漢方薬局メールマガジン第236号」です。
よろしければご覧ください。
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   よろず漢方薬局メールマガジン(第236号 2013/4/10)
    =症漢論【症状から漢方を論じる】のススメ=    
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先週末は嵐が通り過ぎましたが、皆様大丈夫でしたでしょうか。漢方の五行
説では春は「風」の季節とされています。そして「風」の邪気は万病のもと
となります。
免疫力が弱い方は、風の強い日には外に出ないほうが良いかもしれませんね。
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より詳しく漢方や中医学を知りたい方はこちらもご覧ください。
プレゼントコーナーもあります!
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○第236号目次
[症漢論【症状から漢方を論じる】のススメ]
[ミニ中医学知識]
[よろず漢方薬局からのお知らせ]
[よろず漢方HP更新情報]
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[症漢論【症状から漢方を考える】のススメ]
★涙目になりやすい★
中医学的に考える涙目の原因は主に「湿」と考えて問題ないでしょう。「湿」
とは体内の余分な水分のこと。必ずしも水分を摂り過ぎているという訳では
なく、体の水はけが悪いことによって起こる体質です。
また「肝」の問題も考えられます。「肝」は中医学で目と関係します。その
「肝」の不調によって、涙目が生じている可能性があります。
以上より、涙目の代表的な処方は「湿」を取り除く「竜胆瀉肝湯(りゅうた
んしゃかんとう)」「五苓散(ごれいさん)」などになってきますが、特に
高齢の方の涙目の場合には「腎」の問題等があるケースも多く、しっかりと
した漢方的な見極めが重要です。
涙目は意外とうっとおしいものですから、対策をぜひ考えてみましょう。
…次号は「リンパが腫れやすい」症状を説明をいたします。
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[ミニ中医学知識]…中医学用語解説”温裏剤(おんりざい)”
「温裏剤」とは、温熱の性質を持った生薬をメインに用いて、体の「裏寒」
を改善する方剤(処方)を言います。
ここで「裏寒」とは、体の深部に入り込んだ「寒邪」のことを指します。
「温裏剤」に区分される主な方剤としては、「人参湯(にんじんとう)」や
「呉茱萸湯(ごしゅゆとう)」があります。
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[よろず漢方薬局よりお知らせ]
●今後のお店の営業予定●
4月は通常通り営業いたします。またゴールデンウィークも、日・月の定休
日以外は祝日でも10時から19時の通常営業です。よって、5月3日、4日は営
業となりますので、どうぞご利用ください。
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[よろず漢方HP更新情報]
★コラム
「不妊治療人工授精について」
http://yorozukanpo.com/contents/funin/item001515.php
★ブログ
「静岡中医薬研究会でめまいについて勉強」
「ペコロスの母に会いに行く」
「よろずだより第56号」
「入園式」
http://yorozukanpo.com/yorozudayori/
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[編集後記]
子供たちが進級しました。クラスが変わっただけですが、気持ちが新鮮にな
るっていいですよね。
大人になると環境の変化がなく、生活がマンネリ化するケースが多いかもし
れません。「安定」と考えれば良いのですが、多少の変化、刺激も必要です。
大人にとっても春は新しいことを始めるのによい季節ですね。
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