2024/04/16
日曜日は七夕でしたね。
7月7日は七夕のイメージが強いのですが、盧溝橋事件が起こった日であることをご存知でしょうか。
盧溝橋事件は日中戦争の契機になった出来事です。
ちなみに七夕の織姫、彦星の話も中国の言い伝えから来ているのですよ。
その7月7日に静岡中医薬研究会の定例会があり、静岡県立大学の王元武先生の講義、富士市に在住の丹羽幸三さんのお話を聞いてきました。
丹羽さんは旧満州で終戦を迎え、様々な辛い経験をしながら帰国された経歴をお持ちの方です。
終戦を実体験された話はとても貴重であり、敵国であった中国の人々から非常に手厚く、優しい気遣いを受けたということを聴きました。
いろいろと意見があるようですが、日本が古くからの中国の土地に勝手に押し入ったのは間違いありません。
その償いは簡単に出来るものではありませんから、日本人はその歴史を踏まえて、謙虚に中国と応対していくべきと思います。
いがみあっても何も生まれませんよね。