笑顔が一番-よろず漢方薬局のきままなブログ

静岡県裾野市(三島市、長泉町、御殿場)よろず漢方薬局から様々な話題をお届けします

集団的自衛権容認の閣議決定を憂う

time 2014/07/03

一昨日、集団的自衛権を認める閣議決定が成されました。
20年ほど前の自衛隊PKO派遣の時も”大きな転換”とされましたが、今回はさらに”大きな転換”と思います。

集団的自衛権を認めた方が良いと考える方は、「日本も国際貢献すべきだ」「今の日本は平和ボケしている。有事の備えを」「守られているばかりでなく、自分たちで日本を守るべき」というような意見が多い気がします。
しかし、そもそも日本が標的とされ、攻撃されるということがありうるのでしょうか?
世界には軍事的に弱い国はたくさんあると思いますが、何か理由がない限り、周りの強い国も攻撃などはしませんよね。

国連の活動の手助けを出来る範囲でする形であればまだしも、国として同盟国を助けることは敵の反発を受けるだけで、その方がテロを含めた攻撃の対象になるように思います。
今回の決定だけでは、日本が戦争を仕掛ける国にはなったとアジアの国は考えないとは思いますが、「一歩進んだな」と警戒されることは間違いありません。
逆に友好関係からは一歩遠のいたように感じます。

それにしても、だんだんなし崩しになることが一番怖いですね。
子供たちの寝顔を見ていると、この子たちに平和な日本を残してあげるために何かをしていかなければと感じる今日この頃です。

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