よろず漢方薬局メールマガジン第316号

本日配信しました「よろず漢方薬局メールマガジン第316号」です。
よろしければご覧ください。
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　　　よろず漢方薬局メールマガジン（第316号 2014/10/29)
　　　　＝症漢論【症状から漢方を論じる】のススメ＝　　　　
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朝晩の冷え込みが厳しくなり、風邪の相談も増えてきました。私の子供も、
めずらしく「ノドが痛い」と訴えましたが、すぐに「天津感冒片」を飲ませ
たところ、数日ですっかり忘れたようで元気に遊んでいます。風邪は早めの
対応が肝心ですよ。
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○第316号目次
[症漢論【症状から漢方を論じる】のススメ]
[ミニ中医学知識]
[よろず漢方薬局からのお知らせ]
[よろず漢方HP更新情報]
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[症漢論【症状から漢方を考える】のススメ]
★笑い上戸★
五行学説において「笑い」という表現はありませんが、「喜び」という言葉
は出てきます。厳密にいうと喜びと笑いは違いますが、喜びが笑いを生み出
すと言っても良いように感じます。ちなみに五行の感情は「喜」「怒」「悲」
「思」「恐」です。さらに「七情」と言われ、「憂」「驚」が加わります。
日本では「喜怒哀楽」と言いますが、中医学は少し異なるのですよね。
さて、その「喜び」は「心」に属します。「喜び」が過ぎると「心」を傷め
るという考えが原則であり、あまりにも笑いが過ぎている方の場合には、
「心」が充実していない可能性が考えられます。「笑い上戸」の方で、不眠
や動悸などが伴う方は注意しましょう。
また別の考え方としては「怒り」の反対が「笑い」であるとも捉えられるの
ではないでしょうか。すなわち「怒り」が生じにくい方が「笑い上戸」にな
ると考えれば、「怒り」が属する「肝」が安定している方が「笑い上戸」に
なると解釈することも出来るように思います。
勝手に述べてきましたが、笑い上戸はやはり長所。どなたも笑いを絶やさず
に過ごしていきたいものですね。
…次号は「においに鈍感」について説明をいたします。
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[ミニ中医学知識]…中医学用語解説”経絡（けいらく）”
気血の通り道である、経脈と絡脈を合わせて「経絡」と呼びます。そして
「臓」や「器官」などとをつなぐ連絡網でもあると考えます。よって、「経
絡」は体の中の”道路”と言っても良いでしょう。
「経絡」は今の医学でいう”神経”に近い概念ですが、同一ではありません。
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[よろず漢方薬局よりお知らせ]
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11月は定休日以外は通常通り営業いたします。どうぞお気軽にご利用くださ
い。
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[よろず漢方HP更新情報]
★ブログ
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[編集後記]
明後日はハロウィン。私が子供の頃はその言葉も知らなかった気がしますが、
今はテレビなどで盛んに話題が出ていますよね。私の子供たちも「トリック
オアトリート」などと言って遊んでいます。外国文化を学び楽しむのも良い
ですが、日本の文化もより大切にしてもらいたいところです。
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