静岡中医薬研究会で哈士蟆油（艶麗丹）について勉強

日曜日に、静岡で行われた勉強会で「哈士蟆油（はしまゆ）」について勉強してきました。

「哈士蟆油」とは、ヒキガエルの卵管であり、生薬として使われます。
補腎益精、養陰潤肺作用があるとのことですから、体の奥深くから力を作り出し、潤す作用を持つと言えます。

しかし「哈士蟆油」は良く使われる生薬とは言えず、一般的な漢方の書籍にも載っていません。
すなわち、今までの使用頻度としては、決して多くはない生薬です。
私自身も聞いたこともなく、今回の講義で初めて系統だてて勉強しました。

とはいえ、上記のような作用があると規定されているところから、私たちが知らない、秘めた力があるとも言えそうです。
特に美肌効果、不妊、極端な疲労など対して期待できそうです。
潤いをもたらす作用がありながら、胃にもたれない点も特徴とのことなので、安心して飲むことが出来るのではと感じます。

哈士蟆油の製剤は、艶麗丹として近々イスクラ産業さんより発売予定とのことです。
当店でも入荷しましたら、お知らせいたします。