2024/03/23
日曜日に東京で開かれた学術シンポジウムに参加してきました。
学術シンポジウムは毎年恒例で、参加者は全国で300名以上(IP配信での参加も含めて)。
これだけの数の中医学の専門家が集まる機会も珍しいのではないかと思います。
今回のテーマは脾胃ということで、いわゆる胃腸の大切さについて学びました。
講師として中国からお越しになった劉先生が勤める病院は、1日に2万人の患者さんが訪れるとのこと。
それだけ臨床経験が豊富な先生の話はとても参考になります。
胃腸はお薬が吸収される場所ですから、何につけてもまずは胃腸を整えねばなりません。
日頃から私も実感していますが、不妊や不眠、精神的な問題、皮膚病など、一見胃腸とは関係のなさそうな病状も、胃腸のケアで良くなることがあります。
シンポジウムでも「晶三仙」「星火健脾散」のことが重点的に話されていましたが、これらの漢方薬でお腹を守ることは本当に重要であることを再認識しました。
私たちの体づくりの基本である脾胃(胃腸)、大切にしましょうね。