笑顔が一番-よろず漢方薬局のきままなブログ

静岡県裾野市(三島市、長泉町、御殿場)よろず漢方薬局から様々な話題をお届けします

OECDによるPISA協同問題解決能力の結果を見て

time 2017/12/12

少し前になりますが、OECDによるPISAと言う調査の結果が新聞に出ていました。
PISAは3年ごとに15歳児を対象に世界で行われている学習到達度調査で、今回は協同問題解決能力の調査も行ったとのこと。
「日本は2位」となっていて、問題例も出ていたので、私もやってみました。
せっかくなので、文部科学省のHPより以下若干修正を加えながら、引用します。

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※パソコンのチャットで、あなたとあかねさん、三郎さんで問題を解こうとしています。問題は3種類の分野「人口」「地理」「経済」があります。

問題;あかねさんと三郎君が二人とも「人口」を担当したいと言います。あなたは二人の意見の不一致を調整する手助けをする必要があります。二人が以下のようなやり取りをしたあと、あなたはどのような文章を送ればよいですか?

あかね「私は「人口」をやるわ」
三郎「ちょっと。それは僕がやりたかったのに」

選択肢;
1、誰も僕にやりたい分野をきいてくれなかったじゃないか。なぜみんなが先に選ぶんだよ。
2、みんな、なぜその分野がいいか、説明してくれるかな。
3、こんなことで時間を無駄にしちゃダメだよ。
4、あかねさん、三郎君、分野を選ぶより先に問題を答えてよ。

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こんな感じです。
私の子どもにも解かせてみましたが、中1の長女はちょっと考えて正解を選び、小4の長男は間違えていました。
もちろん正解は2番ですが、このようなやり取りは日常でもありそうですね。
LINEなどが全盛期の今は、文字だけのやり取りを避けては通れません。
もちろん顔を合わせての、もしくは会話でのコミュニケーションがもっとも大切ですが、画面上での「協同問題解決能力」も避けて通れない時代になっている気がします。

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