笑顔が一番-よろず漢方薬局のきままなブログ

静岡県裾野市(三島市、長泉町、御殿場)よろず漢方薬局から様々な話題をお届けします

病は市に出せ

time 2018/03/16

ずいぶん前の朝日新聞にですが、「病は市に出せ」ということばが載っていました。
徳島県の海部町の古くからの言い伝えだそうです。
海部町は自殺が少ないことで知られています。

「病」には、病気だけでなく様々な悩みも含まれていて、「市に出せ」とは公にしろ、という意味かと思います。
思い悩まずにみんなに打ち明けることが大事なのですよね。
人は「悩みを話したら、相手をも心配させてしまう」と考えがちですが、困ったときはお互い様ではないでしょうか。
黙っていることが美徳と考える日本人の習慣もありそうです。
しかし話すだけでも楽になる、とよく言いますが、一人で抱え込まずに、オープンにした方が解決するしないにかかわらず、心はすっきりします。
都会では、そのような話し相手もいないという環境もありがちですが、きっとどこかに「出せる」場所はあります。

病はため込んでいると、どんどん悪性化していく、と漢方でも考えます。
思い切って、早めに「出す」ことを心がけてみましょうね。

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