笑顔が一番-よろず漢方薬局のきままなブログ

静岡県裾野市(三島市、長泉町、御殿場)よろず漢方薬局から様々な話題をお届けします

漢方薬の味の変化

time 2018/10/20

日頃お薬をお勧めする立場の私自身も、いくつかの漢方薬を服用しています。
そのうえで感じるのは味の変化。
製造時期によって、生薬の状態が異なりますので、天然の原料を使用している以上、ある程度は致し方ない部分です。
とはいえ、「えっ」というぐらいに変わるお薬があります。
どちらかと言えば、医薬品の方が味の変化が多いというのは、製造元が中国であり、味に対して神経質でないからかもしれません。

個人的には、「冠元顆粒」「杞菊地黄丸」「勝湿顆粒」は味の変化が少なく、「婦宝当帰膠」はやや変化が大きいと感じています。
そして一番差があると思うのが「衛益顆粒」。
甘く美味しい時もあれば、えぐみを感じる時もあり、感触が全然違います。
ちなみに錠剤でよく飲むのは「天津感冒片」ぐらいですが、いつもほぼ同一に思います。

また、健康食品である「板藍茶」「五行草茶」「晶三仙」などはいつも同じですが、「星火亀鹿仙」は少し違いがあるように思います。
今は甘くておいしいです。

とはいえ、基本的には味が異なっていても、検査によって有効成分は規定量含まれ、安全面も問題ありませんので、どうぞご心配なく服用くださいね。

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