がんの原因は運とたばこ

先日、ヨミドクターのサイトに、がんの大きな原因は「たばこ」と「運」、という題名で記事が載っていました。

がんの大きな原因は「たばこ」と「運」…だからこそ早期発見を

確かにがんの原因は、遺伝子の変異であることが多く、それは運によるところが大きいのかもしれません。
記事では、男性のがんの原因は、たばこが3分の1、生活習慣が3分の1、残りはどうすることも出来ない、と書かれています。
確かに西洋医学的にはその通りなのかもしれませんが、私は漢方の考えを取り入れれば、どうすることも出来ないがんの発生はもう少し抑えられるのではないかなと感じます。

個人的にはストレスががんの原因としてかなり大きなウェイトを占めているとは思っています。
ストレスをある程度受けることは致し方ないとしても、それが体に影響を与えないように、うまく処理できるかが問題です。
漢方、中医学の考え方ではストレスを受けると「気」の巡りが悪くなると考え、体に様々な不具合を生じさせます。
よって「気」の流れを良くする「理気」がとても大切です。
もちろんうまくストレスを発散できる人はそれで良いと思いますが、自分ではストレスと感じていなくとも知らず知らず体に負担となっているケースもあるのではないでしょうか。
よって「気」の巡りが滞っているサインを見逃さないようにすることが大切で、それががんの予防につながると感じています。
具体的には、イライラやお腹や胸の張り、舌の周りが極端に赤いなどです。
このような兆候が見られたら、早めに「理気」の作用を持つ漢方薬の服用をおススメします。