2024/04/16
日曜日は静岡中医薬研究会のZOOMでの定例会がありました。
まだなかなか集まることが出来なくて寂しいですが、致し方ないところでしょうか。
今回のテーマは、角屋明彦先生による「華陀の治療世界」。
華陀は、西暦200年頃に活躍した、中医学の専門家です。
当店で扱っている華陀膏は華陀から名前を取っており、当時を代表する名医とされます。
華陀の処方で有名な「麻沸散」は人類最初の麻酔薬とも呼ばれています。
今回の講義では、その華陀と同郷である曹操との関係を描いた映画を随所に挟んで、華陀の生き方を知ることが出来ました。
あの三国志で有名な曹操と華陀がとっても近い関係であったとは知りませんでした。
諸説あるようですが、曹操はやっぱりわるいやつな気がしますね。
個人的には単なる漢方の知識だけでなく、歴史的な要素や、伝記的な内容も多く、とても面白く楽しめた講義となりました。
1800年も前の話と聞くと、もちろんすべてが本当のこととは言えないと思いますが、想像するだけでワクワクします。
「曹操と華陀」という映画があるそうなので、機会があれば見てみたいと思っています。