感染症WEB勉強会

昨日ZOOMにて、感染症のWEB勉強会がありました。
コロナウイルス感染症に対して、どのように中医学で対処していけばよいか、私たち専門家も試行錯誤しています。
現状では病院での治療が優先でありますが、きっと今後中医学が役立つ場面もあると感じます。
私たちもまだまだ情報不足ではあるため、中国で発表された知見を踏まえつつ、現時点で分かっている情報や結果をまとめて、予防を含めての対策を共有する場となりました。

まずコロナウイルス感染症の特徴は「湿毒疫」と呼ばれるとおり、「湿」が症状に関与していると思われることです。
その点を踏まえての対策をまずは再確認いたしました。
その後は全国の先生から、コロナウイルス感染症確定症例と、未確定ですが感染濃厚症例の発表があり、とても勉強になりました。
ちなみに私も1症例、4月に受けた電話相談の例ですが発表させて頂きました。

現状では感染者数が増えていますが、重症例はそこまで多いものではありません。
良く言われますが、怖がり過ぎず、侮り過ぎずが大切と思います。
あまりに委縮して、楽しくない時間を過ごすばかりでは、かえって病気になってしまいます。
免疫力を保つことをまずは大切に、リラックスした時間を過ごすことを意識していきましょう。