鬼滅の刃

鬼滅の刃のコミック最終巻をレンタルし、一昨日最後まで読み終えました。
マンガではありますが、そこには心に残る言葉が多くありました。
命はたとえ短くとも、しっかりと生きた時間を過ごせば、そこに悔いはないこと。
亡くなった後も、魂はこの世に残り、後世に受け継がれていくこと。
人のために生きる意味の大切さ。
たくさん人が死んでいく作品でありながら、生きていることの素晴らしさが伝わりました。
今の世の中で悩んでいる子どもたちに訴えかけるものがたくさんあったのではないでしょうか。

何より深く感じたのは、作者の吾峠さんがとても優しい人なんだろうなあということ。
完結後の言葉が載っているのですが、これほどの人気作となったのに、とても謙虚な印象です。
きっと今までいろいろと悩みを抱えながら、葛藤しながら過ごしてこられた方なのだと思います。

個人的には、だらだらとせずにスマートに作品が終わったのも良かったように感じます。
少し休んで、またしばらくしたら、吾峠さんの新しい作品が読みたいですね。