2024/03/23
今週配信しましたメールマガジンです。よろしければご覧ください。
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よろず漢方薬局メールマガジン(第15号 2008/11/26)
=研究職から漢方の道に入った薬剤師からのお便り=
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冬が近づいてきました。寒さ対策は、上着や毛布だけではありません。漢方
薬で体の中から温まりましょう!
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プレゼントコーナーもあります!
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○第15号目次
[研究職から漢方の道へ入った、とっても珍しい薬剤師のお話]
[ミニ中医学知識]
[よろず漢方薬局からのお知らせ]
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[研究職から漢方の道へ入った、とっても珍しい薬剤師のお話]
前号までのあらすじ…
このまま研究職を続けて良いのか悩み始めた私のところに、父急病の連絡。
人工呼吸器をつけて1日経たないうちに、父に死が訪れました。
≪以下本文です≫
父の死が主治医の先生から告げられました。
入院からわずか1日。あっという間に父は黄泉の世界に旅立ってしまったの
です。まだ話したいこともたくさんありましたし、せめてお別れをきちっと
したかった。そして何より定年まで仕事を続け、そのわずか3ヶ月後に逝っ
てしまった父の無念さを考えると、本当につらく悲しく寂しい気持ちで一杯
でした。
なぜこのような事になってしまったのだろうと後悔し、父の体の異変に気づ
いてあげられなかった自分への腹立たしさ、いやこれは運命なのだというあ
きらめが交錯していました。
ただひとつ間違えないと思えたことは「医学では父の死は食い止められなか
った」という点です。医学が無用であったとは思いませんし、現実に父の呼
吸困難の状態を救ってくれたのです。しかし命は救えず、父との最後の一時
も過ごせなかった。
そうであれば、この状態になる前に対処すべきであったし、それが出来ると
すれば、やはり予防医学としての実績のある漢方しかないのではないかと、
父の亡骸を前にして考えていました。
…次号に続きます
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[ミニ中医学知識]…”舌診”のお話
中医学では舌を見ることによって、体質の判断を行います。普通の方は「
えっ、舌でわかるのですか??」と驚かれますが、これは大変貴重な情報で
あり、慣れれば舌の状態を見るだけで、ある程度の体質は掴めます。
正常な舌はピンク色をしていますが、体に熱がこもっているような暑がりの
方の舌の色は赤く、逆に体が冷えている方は舌が白っぽくなります。
その他、舌全体の形やコケの状態などから総合的に体質を判断するのです。
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[よろず漢方薬局よりお知らせ]
2009年度のカレンダーを差し上げています。中医学の知識がたくさん書かれ
た、とても役に立つカレンダーですよ!薬膳料理のレシピも載っていて、台
所に貼るのにちょうど良いと思います。ぜひお気軽にお申し付けくださいね。
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[編集後記]
11月も残りわずかですね。紅白歌合戦の司会や出場者も発表となり、いよい
よ暮れが押し迫っている感じがします。忙しい中にも楽しい年末を無事に過
ごすためにも、体調管理はしっかりと行いましょう!
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