2024/04/19
本日配信のよろず漢方薬局メールマガジン第35号です。よろしければご覧ください。
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よろず漢方薬局メールマガジン(第35号 2009/4/22)
=症漢論【症状から漢方を論じる】のススメ=
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紫外線が強くなってきています。適度に日光に当たることは大切とはいえ、
無防備に長時間日差しの強い場所にいると体に悪影響が出る場合もあります。
これからの季節は日焼け止めを塗るだけでなく、体の中からの紫外線対策も
重要ですよ。
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プレゼントコーナーもあります!
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○第35号目次
[症漢論【症状から漢方を論じる】のススメ]
[ミニ中医学知識]
[よろず漢方薬局からのお知らせ]
[よろず漢方HP更新情報]
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[症漢論【症状から漢方を考える】のススメ]
★口の中が粘る★
口の中がネバネバした感じを経験したことはありませんか?緊張したときな
ど、口が乾燥した時に起こりやすく、唾液が糸を引いたようになり、しゃべ
りにくくなったりする場合もあります。
一時的なものであれば、お水を飲んだりして対処することが出来ますが、慢
性的な症状となると困ってしまいます。相手が話を聞き取りづらくなったり
と生活や仕事に影響が出る場合もあるでしょう。しかし病気とまでは言えず、
対処に苦労している方も多いのではないでしょうか。
口の中が粘る状態は、中医学では「水」の問題と考えます。そして、なぜ
「水」の問題が生じるのかを突き止めていき、その根本原因を対処していけ
ば、口が粘りやすい体質を変えることが可能とされるのです。
普段は問題なくとも、緊張で口が粘ることが多い方も、根本には体質のバラ
ンスの乱れが隠れているケースがあります。早めに体質改善のための対処を
していくことが重要です。
…次号は「口の中が粘る」症状の詳しい原因と対処法をお届けします。
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[ミニ中医学知識]…”水湿(すいしつ)”のお話
今回は「気血水」の一つ、「水」に関しての勉強をしましょう。なお「水」
といってもその意味する範囲は広く、体内で不可欠な「水」は、中医学で
「津液(しんえき)」と呼ばれます。
そして「水」が体の中に不要物として残った状態を「水湿(すいしつ)」と
言います。日本漢方では「水毒」と呼ばれることもあります。
「水湿」は体の中に余分な水分が溜まった状態で、体に様々な影響を与えま
す。「津液」は体に必要な水分ですが、「水湿」は不要な水分ということに
なります。
「水湿」による体表的な症状としては「むくみ」がありますが、「体が重い」
「軟便」なども「水湿」が原因であるケースが多いでしょう。これからの梅
雨の季節は「水湿」による体の不調に注意が必要です。
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[よろず漢方薬局よりお知らせ]
先週もお伝えしましたが、よろず漢方薬局はゴールデンウィークも、日、月
曜日以外は営業いたします。具体的には下記の日程となりますので、どうぞ
ご利用ください。
●4月29日(水)営業
● 30日(木)営業
●5月 1日(金)営業
●5月 2日(土)営業
●5月 3日(日)定休日
●5月 4日(月)定休日
●5月 5日(火)営業
●5月 6日(水)営業
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[よろず漢方HP更新情報]
★コラム
「不妊治療(体外受精など)中の漢方」
http://www.yorozukanpo.com/contents/funin/item000249.php
「ペット(犬、猫)の食欲がない時」
http://www.yorozukanpo.com/contents/pets/item000245.php
★ブログ
「妊娠のうれしい報告」
「頭痛ののぼり」
「胡蝶蘭が咲いた」
「箱根の九頭龍神社」
http://yorozukanpo.com/yorozudayori/archives.html
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[編集後記]
鯉のぼりの季節ですね。私の家でも今年鯉のぼりを買いました。ベランダタ
イプのとっても小さいものですが、子供たちは大喜びです。
そして毎日朝、私が鯉のぼりを上げるのが日課となりました。天気の良い日
に鯉のぼりが泳いでいるのを見るととても爽やかな気分になります。
昔より鯉のぼりを見る機会が少なくなったようにも思いますが、良い伝統は
続いていって欲しいなあと感じる今日この頃です。
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