2024/04/19
本日配信しましたよろず漢方薬局メールマガジン第65号です。よろしければご覧下さい。
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よろず漢方薬局メールマガジン(第65号 2009/11/18)
=症漢論【症状から漢方を論じる】のススメ=
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立冬が過ぎ、季節はもう冬に入ります。冬に多い疾患、冷えや腰痛、血行不
良などの症状は今からしっかりと養生することが大切です。出来るだけ早く
始めて、今年の冬は快適に過ごしましょう。
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より詳しく漢方や中医学を知りたい方はこちらもご覧ください。
プレゼントコーナーもあります!
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○第65号目次
[症漢論【症状から漢方を論じる】のススメ]
[ミニ中医学知識]
[よろず漢方薬局からのお知らせ]
[よろず漢方HP更新情報]
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[症漢論【症状から漢方を考える】のススメ]
★しゃっくりがよく出る★
新生児や乳児はしゃっくりが良く出ます。私も子供が生まれた時に「赤ちゃ
んはこんなにしゃっくりをするんだ」と驚いたものです。
しかし大人であってもしゃっくりが良く出ると言う方もいらっしゃいます。
大事な時にしゃっくりが止まらなくなると困ってしまいますよね。
しゃっくりを西洋医学的に考えると、横隔膜のけいれんであるとされます。
とはいえ、そのけいれんが起こる原因は良く分かっていません。また命に関
わる問題ではないため、生理現象として特に深く研究もされていないようで
す。
ある程度でしゃっくりが止まったとしても、1日に何回も起きたり、毎日のよ
うにしゃっくりが出るようですと大変で、生活に支障をきたします。何かし
らの対処を考えるべきでしょう。そしてそのための手段として漢方という方
法があります。実は漢方でしゃっくりは「吃逆(きつぎゃく)」と呼ばれ、
体質判断の参考にすることがあります。そして頻繁に起こる「吃逆」は体の
バランスの乱れと捉えるのです。
…次号は「しゃっくりがよく出る」症状について詳しく説明をいたします。
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[ミニ中医学知識]…”茯苓(ぶくりょう)”のお話
今回は生薬”ぶくりょう(ぶくりょう)”のお話です。普段馴染みのある生
薬とは言えませんが、非常によく使われる生薬の一つなのでご紹介します。
茯苓はサルノコシカケ科に属する菌類です。地中で育つため昔から不思議な
植物とされ、重宝されてきました。
その効果は余分な水分を取り、胃腸の働きを整える作用です。よって茯苓を
食べることによりお腹の状態が良くなり、長生きにつながるとされ古代の偉
人も好んで摂っていたようです。
胃腸疾患に用いる代表薬である「六君子湯(りっくんしとう)」に配合され
ているほか、非常に多くの漢方処方に使用されています。
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[よろず漢方薬局よりお知らせ]
●来年のカレンダープレゼント中●
壁掛けカレンダーに引き続き、卓上カレンダーも入荷しました。パンダの
写真のついたかわいいデザインです。
またお正月の縁起物である屠蘇(とそ)も差し上げています。
当店でお買い上げの方にはもれなく差し上げますので、どうぞお気軽にお持
ち下さいね。
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[よろず漢方HP更新情報]
★コラム
「脂漏性湿疹と”ふけ”」
http://yorozukanpo.com/contents/hifubyo/item000475.php
「乗り物酔いを予防する」
http://yorozukanpo.com/contents/yamai/item000479.php
★ブログ
「箱根 大涌谷」
「入浴剤が活躍する季節ですね」
「不妊 子宝相談ののぼり」
「うれしいお便りが届きました」
http://yorozukanpo.com/yorozudayori/archives.html
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[編集後記]
気温が下がる日が増え、各地から雪の便りが届くようになってきました。私
は静岡生まれで雪をあまり見たことがなかったためでしょうか、雪が好きで
「雪が降った」というニュースを聞くとワクワクします。大学時代に金沢に
住んでいた時もたくさん雪が降った日は、喜んで雪かきをしていたのですよ。
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