2024/03/23
本日配信しました「よろず漢方薬局メールマガジン第176号」です。
よろしければご覧ください。
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よろず漢方薬局メールマガジン(第176号 2012/1/18)
=症漢論【症状から漢方を論じる】のススメ=
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先日は雪が舞う天気となりましたが、今年の冬は雨が少なく、空気が乾燥し
ています。空気の乾燥は漢方では”燥邪”と言われ、様々な症状を引き起こ
す原因となります。特に「肺」すなわち呼吸器系の弱い方は、咳や皮膚炎に
注意して下さいね。
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○第176号目次
[症漢論【症状から漢方を論じる】のススメ]
[ミニ中医学知識]
[よろず漢方薬局からのお知らせ]
[よろず漢方HP更新情報]
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[症漢論【症状から漢方を考える】のススメ]
★血尿が出やすい★
中医学では血尿の原因として”熱”を疑います。”熱”の発生原因は様々で
すが、単なる発熱とは違いますので、睡眠不足や疲労などもその要因となる
ことがあります。
“熱”は体の中で”血絡”を傷つけて、血尿を生じさせます。もちろん身体
のバランスが崩れた異常な状態ですから治していく必要がありますが、一時
的な”熱”であれば自然と収まることも多いでしょう。しかしながら”熱”
体質が慢性化していると、何度も血尿が出やすくなってしまうのです。
よって”熱”を冷ますお薬である「五淋散」や「猪苓湯」などを使って治し
ていきます。しかし、”熱”の発生原因は人それぞれであり、その根本を改
善していく必要があるでしょう。疲労から生じる”熱”と、お酒の飲み過ぎ
で生じる”熱”、ストレスで生じる”熱”と様々なパターンがありますので、
しっかりと見極めて漢方薬を選択することが重要です。
血尿は体から出る、非常に分かりやすい「危険信号」です。ぜひ漢方的な見
方でしっかりと対処をしましょう。
…次号は「身体が重だるい」症状について説明をいたします。
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[ミニ中医学知識]…”釣藤散(ちょうとうさん)”のお話
「釣藤散」は平熄内風剤に分類される処方です。いわゆる「風邪(ふうじゃ)」
が体内で悪さをしている状態を鎮める作用を持ちます。
処方名にある「釣藤鈎」が主薬であり、”風”を鎮めますが、その他の配合
生薬である茯苓、人参などは健脾に働きますし、菊花、石膏、麦門冬など特徴
ある生薬が多く含まれています。
結果として”下におろす”作用が期待出来ますので、イライラを鎮めます。
臨床面では高血圧に使われることも多い処方です。
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[よろず漢方薬局よりお知らせ]
●1月、2月の営業について●
今週1月21日(土)につきましては16時頃から萬代が不在となります。お店
は19時まで営業の予定ですが、相談等が出来なくなりますのでご注意くだ
さい。
2月につきましては、3日(金)の午前中が不在となる予定です。また、8日
(水)は18時30分までの営業となります。
誠に申し訳ありませんが、ご了承くださいますようお願い致します。
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[よろず漢方HP更新情報]
★コラム
「漢方的スキンケア」
http://yorozukanpo.com/contents/hifubyo/item001145.php
★ブログ
「静岡科学館るくる」
「富士山国際雪合戦大会でフリーマーケット」
「富士山の積雪」
「餅つき」
http://yorozukanpo.com/yorozudayori/archives.html
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[編集後記]
お正月に再放送をやっていた「マルモのおきて」を見ました。テレビのドラ
マを見るのは大河以外では本当に久しぶりのような気がします。小学校1年生
の子供を持つ親にとっては、様々な部分に共感出来、泣けてきました。家族
っていいですね。
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