2024/04/19
本日配信しました「よろず漢方薬局メールマガジン第214号」です。
よろしければご覧ください。
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よろず漢方薬局メールマガジン(第214号 2012/10/17)
=症漢論【症状から漢方を論じる】のススメ=
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紅葉の便りも聞こえ始め、行楽のシーズンですね。天気が安定しているこの
時期は、ぜひ自然の豊かな場所に出かけて、美味しい空気をたくさん吸いま
しょう。
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より詳しく漢方や中医学を知りたい方はこちらもご覧ください。
プレゼントコーナーもあります!
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○第214号目次
[症漢論【症状から漢方を論じる】のススメ]
[ミニ中医学知識]
[よろず漢方薬局からのお知らせ]
[よろず漢方HP更新情報]
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[症漢論【症状から漢方を考える】のススメ]
★胃の位置が分かる★
胃の位置が分かる、という方の多くは、胃下垂気味の可能性があります。こ
れは胃の位置がずれていることを示し、正常なポジションを保つための「気」
の力が不足していることを意味します。
その他にはガスの存在の可能性も考えられます。胃が大きく膨らみ過ぎて、
神経を圧迫し、胃の位置が認識されるのです。この場合には中医学的には
「気」の巡りが悪い状態が考えられます。
よって「気」を増やすお薬としては「補中益気湯(ほちゅうえっきとう)」、
「気」の巡りを改善するお薬としては「開気丸(かいきがん)」が考えられ
ます。
このようなお薬で対策を取っていけば、段々と胃の位置が気にならなくなっ
ていきますし、健康な体作りにつながりますよ。
…次号は「キレやすい」症状について説明をいたします。
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[ミニ中医学知識]…中医薬用語解説”温病(うんびょう)”
熱性の邪気が身体に入りこむこと、もしくは体内で生じることに依り生じた
“熱”タイプの病態を指します。具体的には感染症や各種炎症、イライラな
どが起きやすいとされます。
最近は温暖化傾向で平均気温が高いため、「温病」が多くなっているとされ
ます。昔から周期的に暖かな時代があったため、「温病学」というジャンル
も存在します。
一方で「傷寒論」という寒い時期を基に作られた書物をベースにした日本漢
方は「温病」に対応しにくい点がネックとされます。
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[よろず漢方薬局よりお知らせ]
●10月の営業予定について●
恐れ入りますが、10月26日(金)は山梨県における会議参加のため16時頃か
ら萬代が不在となります。
また30日(火)は18時15分までの営業とさせて頂きます。
不在等が多く大変ご迷惑をおかけ致しますが、ご了承ください。
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[よろず漢方HP更新情報]
★コラム
「咳によい食べもの」
http://yorozukanpo.com/contents/seikatsu/item001380.php
★ブログ
「北九州でJCの卒業式」
「明日(10/12)と明後日(10/13)の営業について」
http://yorozukanpo.com/yorozudayori/archives.html
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[編集後記]
プロ野球のシーズンも大詰めを迎えています。私が応援する広島カープは今
年も4位で終了。「来年こそは!」と思い続けて、かれこれ20年…
ホントいい加減に優勝してもらいたいものです。そして、この時期のドキド
キ感を味あわせて下さい!
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