本格漢方2013

毎年3月に週刊朝日のムック本として発売されている「本格漢方」。
今年も昨日発売されました。

毎年、日本漢方の考えを中心に構成されている印象があるのですが、今年は最初の特集から「中国漢方vs.日本漢方」となっていて興味深いですね。
まだしっかりと読み切れていませんが、専門家の先生が監修しているので”本格”という表題に負けない内容かと感じます。
その分、すらすら読めないですけどね。

また、「中医学の特徴と得意分野」という内容で、医師の別府先生、日本中医薬研究会の夏苅先生、中医学講師の楊達先生の3人のディスカッションが載っています。
私は別府先生に東京にいる頃にいろいろと教わってきたのですが、この対談でも語っていらっしゃる「調子が悪いとすぐに病院に行ってしまう方が多い」という部分に共感を覚えました。それが”普通”だとは思いますが、先生も言うように、西洋医学を使った方が良いケースはごくわずか。その”普通”が少しずつ変わっていき、おかしいと感じたらまずは漢方、という考え方が主流になるようにシフトしていくと良いなあと感じます。

「本格漢方2013」は店頭に置いてあります。
どうぞご自由にお読みくださいね。