2024/04/19
昨年発売された書籍ですが「医者に殺されない47の心得」。
医師である近藤誠先生の著書です。
近藤先生の本は以前もブログで紹介しましたが、この本はベストセラーにもなったほどの人気を博しました。
刺激的な題名のせいかもしれませんが、今の医療について「何となくおかしいな」と思っている方が増えてきているためかもしれません。
さて今回の書籍では、以前までのとおり、検診や過剰な医療を否定しているのですが、後半は食や生活面での話も多く、私も興味深く読みました。
中には漢方の一般的な知識とは相いれない内容もありましたが、逆にうんうんとうなずく見解も載っています。
ちなみに私がもっとも衝撃的であったのは、「石けん、シャンプーを使わないほど、肌も髪も丈夫になる」というはなし。
私も現在の日本人は、石けんやシャンプーは使いすぎだと思っていますが、作家の五木寛之さんが、髪の毛を1か月半に一度しか洗っていないという話は「ちょっとそこまでは…」と感じてしまいました。
ただ「路上生活者にハゲ頭なしの法則」ということも書いてありましたが、確かに…という感じもしますよね。
頭髪に悩んでいる方は、シャンプーの回数を減らしてみてはいかがでしょうか。