よろず漢方薬局メールマガジン第344号

本日配信しました「よろず漢方薬局メールマガジン第344号」です。
よろしければご覧ください。
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　　　よろず漢方薬局メールマガジン（第344号 2015/5/20)
　　　　＝症漢論【症状から漢方を論じる】のススメ＝　　　　
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この時期は皮膚のトラブルが増える季節でもあります。漢方的には春と関係
する「風」の邪気が悪さをすると、皮膚病になりやすいと考えます。また湿
気が増えてくることも悪化要因の一つになります。皮膚炎はこじれると治り
にくくなるので、早めに対策が出来るといいですね。
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より詳しく漢方や中医学を知りたい方はこちらもご覧ください。
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○第344号目次
[症漢論【症状から漢方を論じる】のススメ]
[ミニ中医学知識]
[よろず漢方薬局からのお知らせ]
[よろず漢方HP更新情報]
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[症漢論【症状から漢方を考える】のススメ]
★話の理解が遅い★
話を理解するうえでもっとも大切な臓器と言えば、やはり「脳」となります。
漢方では、この「脳」と、五臓の「心」の関係が深いとされ、「心」のバラ
ンスが悪いとぼっとしてしまう、集中できないなどの症状が出ると考えます。
話の理解が遅いという状態も、この一つ。もう少し専門的な言葉で云うと、
「心血虚」と呼ばれる、「心」の「血」が不足した状態が引き起こす症状で
ある可能性が高いと考えます。
よって話の理解が遅いと自覚されている方は、「心」の「血」が満たされる
ように、対策をとると良いと思います。一般的な「血」を補うとされる食材
を十分に摂り、「血」を失わないように目の使いすぎなどに気をつけること
も必要です。そして「血」を生み出す胃腸系を労わることも大事になります。
それでも追い付かない方は「心脾顆粒」や「婦宝当帰膠」などの「血」を
補う漢方薬を服用すると良いと思いますよ。
もちろんこれで頭の回転が見違えるほど早くなるという訳にはいかないかも
しれませんが、気になる方は試してみてはいかがでしょうか。
…次号は「寒がりで暑がり」症状について説明をいたします。
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[ミニ中医学知識]…中医学用語解説”紅絳舌（こうこうぜつ）”
「紅絳」は舌の状態を表す用語で、舌の表面の色が深紅の時に用います。
「熱」が身体の奥深くまで入り込んでしまうと起こる現象で、皮膚炎や口の
渇きなどの他、様々な「熱」症状を生じることが多くなるとされます。
もちろんあまり良い状態ではなく、「熱邪」を除く漢方薬を用いて対処しま
す。
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[よろず漢方薬局よりお知らせ]
●営業日のお知らせ●
5月30日（土）は東京での会議に参加するため、17時までの営業とさせて頂く
予定です。
大変ご迷惑をおかけ致しますが、どうぞご了承ください。
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[よろず漢方HP更新情報]
★コラム
「子宮外妊娠の予防」（5/14更新）
http://yorozukanpo.com/contents/funin/item002141.php
★ブログ
「漢方薬も値上げの波が…」
「ありがとうの漢字」
「サバイバルシリーズ」
「沼津市立原東小学校の皆と」
http://yorozukanpo.com/yorozudayori/
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[編集後記]
大阪都構想の住民投票、白熱したようですね。大阪に住んでいないと分かり
にくいニュースですが、このような政治の話が話題になることは悪くないよ
うに思います。それにしても大きな枠組みを変えるということはいかに大変
か、改めて実感しました。
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