2024/04/16
一昨日、三島で行われた中医学勉強会で、菅沼栄先生のむくみについての講義を受けてきました。
むくみの改善を目的に相談される方はそれほど多くないのですが、相談中に「むくみが気になる」と訴えられる方は多い印象です。
私はむくみの経験がないため、その辛さを身をもって経験したことはありません。
しかし実際にパンパンの足を見ると、「しんどそうだなあ…」と感じずにはいられません。
むくみも、西洋医学的な対処法が少なく、利尿剤などで効果がない場合には、漢方での対処が検討されることも多いようです。
しかし、一般的に使われる五苓散や防已黄耆湯などを体質の判断なしに使用してもうまくいきません。
むくみは水はけが悪いのは間違いないのですが、ではなぜ水はけが悪くなっているのかを見極めて、漢方薬を選択すべきです。
勉強会でも大きく3パターンに分けて、対処例を説明して頂きましたが、とても奥が深いように感じました。
私ももっと勉強に努めていきたいと思っています。