静薬jornal

毎月当店には所属する公益社団法人静岡薬剤師会より、静薬jornalという冊子が送られてきます。
普段はあまり読むことがないのですが、今号はコロナウイルス感染症についての内容に目を通してみました。

もちろん現代医学に関する内容がほとんどですが、以前このブログでも紹介した、日本感染症学会HPに掲載されている新型コロナウイルス感染症に対しての漢方的対応に関する論文の内容が参照されていました。
少しずつであっても、漢方薬の有用性が広まり、役立つ機会が増えてくれれば良いな、と感じます。

また記事の中には、現在発熱等のカゼ様症状が生じたとしても、コロナウイルスが原因であることよりもインフルエンザや一般的なカゼが原因であることの方が圧倒的に多い、となっていました。
これは何とも言えないところですが、「圧倒的」というのは少し言い過ぎな気がしないでもありません。
ということで、発熱の場合に推奨される市販薬は「アセトアミノフェン」が主成分の商品が良いと書かれています（インフルエンザにイブプロフェンは慎重投与とされているため）。
もちろん個人的には漢方薬が一番と考えていますが、もし市販薬を選択する場合は、主成分が「アセトアミノフェン」である商品を服用して様子を見る形が良いでしょう。